冬でもまだ枯れない |
今年は、ガーデニングで色々な植物の挿し芽を試して、概ね成功いたしました。
新年を迎える前に振り返ってうれしい気もしますが、成功率は高くありません。
比較的容易だと言われたハーブのローズマリーにしても、生き残ったのは二割。
育てながら、ネットで調べた品種から割り出すと、匍匐(ほふく)性の株だろう。
株が根付いた後、地面を張って育つのが特徴で、近所の立木の株ではなかった。
地面から垂直に育つ雰囲気はまるでなく、八号鉢に三株は窮屈なのでしょうか。
でも、もう冬の季節になりましたので、成長が止まったように見えるのは当然。
なので、来春の早々に大きな鉢に植え替えようかと考えて、十号鉢は準備済み。
植物を植えずに用土だけはたっぷりですが、今は、ミミズを土中に飼うだけだ。
まあ、土壌改良が目的なので飼育容器は何でもよく、明け渡しを考えています。
それから、より挿し芽が容易と言われたアップルミントですら成功率は二割だ。
根付いても一月ほどで枯れていきましたが、残った一株は葉も青々で元気です。
この二つに加えて、多肉植物は、土に挿したら勝手に根付いてしまうほど簡単。
株が総て生き残ったので、マンションの中庭にこっそり植え替えておきました。
ただ、多少日差しが悪く土も良くないのか、非常に成長がゆっくりなのが心配。
繁殖力の強い植物と信じて、時折は、育っているか観察に行く冬の日々なんだ。
ローズマリー(左)・アップルミント(右) |
一方、今年の挿し芽の本命だった”ウマノスズクサ”ですが、草本は枯れました。
十一月になると地上部の葉が落ちましたが、近所の公園の株も同じようなもの。
なので、改めて芽吹くのを期待するしかないのですが、その前に確かめたいな。
もし、鉢の植え替えで宿根の成長を見られたら、芽吹くかどうか判断できます。
他方、生き残った挿し芽の中には、葉も枯れないままの株もあって不思議です。
これも色々とググって調べましたが、どうも”オオバウマノスズクサ”らしいよ。
木本で枯れ木に絡みつく低木ですが、暖かい年は葉が枯れ落ちずに残るようだ。
このため、常緑と書いている人もいたぐらいですが、落葉性の性質なのだろう。
三階のベランダで栽培中なので、日中は陽も当たりやすいし冬でも暖かいはず。
このため、十二月になっても葉が枯れ落ちないのですが、これからどうなるか。
だって、昨年、十月に地下茎を切り取って移植した株は、早春の最中に枯れた。
掘り返すと根が成長しきれておらず、反省で、この挿し芽は六月に実施したの。
今までの経過だと、一株は脇から新芽も出たから、みんな成長していると思う。
というわけで、挿し芽の本命だった”ウマノスズクサ”には、発見もありました。
それは、ネットにあった異なる挿し芽の方法で、穂先を20~25センチほどを切り取り、地中に埋める茎は、葉を取り除いて二三節埋まるように寝かせるとしており、今年の挿し芽では、株の茎自体がひょろひょろと虚弱で、葉一枚で短い茎の挿し芽ではあまり成功しなかった経験から、来年はこの新手で試してみるかなと考え始めた自分なのでした。
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