ゆめみずほ(石川県産) |
近所のスーパーが撤退して、居抜きでBig-Aというスーパーに変わりました。
新規開店までの改装に、二ヶ月ほどを要していましたが、今日がオープンです。
元々はダイエー系のグルメシティでしたが、新しい店も同じ系列なので驚きました。
ダイエーは、イオングループの子会社ですが、Big-Aはダイエーの子会社です。
つまり、子会社が子会社を所有しているという、まことに奇怪な資本関係なのだ。
面白いのは、ダイエー→大栄→大きなA→Big-Aのネーミングになったらしい。
創業が半世紀も前のことですが、最初は泣かず飛ばずで、お荷物だったようです。
その一方、日本経済がデフレ基調に入り、お財布の紐が堅くなったのが幸いでした。
徹底的なディスカウント商法が軌道に乗ったのか、順調に業績を伸ばしております。
なので、ネットで見たオープン告知のチラシでは、お手ごろ商品が満載なのですよ。
特に”ゆめみずほ”なるお米5キロが、千百九十円と激安で食指が伸びました。
石川県産ですが、買う前に興味があったので、ネットで食味を調査して見ます。
「A´」と書いてありましたが、基準米は、複数産地コシヒカリのブレンド米だとか。
比較して、概ね同等のものが「A’」、良好のものが「A」、その上が「特A」です。
つまり、コシヒカリと同じであれば、このお米は、買い得だって言うことでしょう。
というわけで買ってきましたが、これまで、色々なブランド米を食べてきました。
コシヒカリよりは、多少、値段は落ちますが、食味で同じならかまわないのですよ。
一方、米どころは、冬季は降雪のある地域でもあり、スキー場も展開しています。
スキー場のある地域経済、特に農業に貢献して、色々とお米を買うのは当たり前。
ゲレンデ再生企業のマックアース社長、一ノ本さんも、こんなことを話しています。
一ノ本
確かに、経営の行き詰ったところをお受けしたのは、かなりありますよ。
(それで)何でそういうところをやるかって言う話なんですけど、
スキー場を閉めちゃうと、もうその地域自体が崩壊しちゃうんですよね。
存続できなくなっちゃう。
そこの人たちって、かつては夏は農業をしてて冬は出稼ぎに出ていたんですよ。
スキー場を作ることで、出稼ぎ生活に終止符を打って、通年を通してそこでお仕事ができるって、まあ、リフトの会社に勤めたりとか、自分で民宿を始めたり、それを旅館にしたりとか。
家の親父もまさしく、スキー場ができるということで山小屋を作って、その前は、やっぱり出稼ぎに行っていたんですよ。
なので、日本のスキー場が立地している所は、ほとんどが出稼ぎ地帯なんですよ。
これは、テレビ東京で放映された番組、「カンブリア宮殿」から、文字起こしをしました。
やっぱり、スキーヤー、ボーダーは、米を食わねばならないのは、必定なのです。
ゲレンデのある地域経済に影ながら支援してこそ、まっことのスキー道、ボーダー道。
だから、コシヒカリのようなブランド米はさておき、他のネーミング米も食べるべき。
そこで、食べておいしそうなお米を探したところ、ネーミングも面白いのがわかりました。
それを一覧として挙げて見ますが、アマゾンの通販で買って食べて見ても面白いはず。
きらら397、大地の星、ほしのゆめ、ほしまる、ゆきひかり (北海道)
つがるロマン、まっしぐら、ゆきのはな、つぶゆき、ねばりゆき、ほっかりん、青天の霹靂 (青森県)
いわてっこ、どんぴしゃり、きらほ、ミルキークイーン、萌えみのり、ゆきおとめ (岩手県)
めんこいな、淡雪こまち、スノーパール、ミルキープリンセス、ゆめおばこ (秋田県)
はえぬき、ひとめぼれ、里のゆき、つや姫、どまんなか、夢いっぱい (山形県)
かぐや姫、げんきまる (宮城県)
ゆきの精、ゆきん子舞、笑みの絆、どんとこい、なごりゆき、ヒカリ新世紀 (新潟県)
ゴロピカリ (群馬県)
きらりん、きんのめぐみ (長野県)
てんこもり、てんたかく (富山県)
ゆめみづほ、どんとこい、ほほほの穂、夢ごごち (石川県)
レーク65、みずかかがみ (滋賀県)
愛のゆめ、こいごころ (愛媛県)
にこまる (佐賀県)
おてんとそだち(宮崎県)
というわけで、独断と偏見でネーミングのユニークなお米を選んで見ましたが、落雷の多いことから名づけられた”ゴロピカリ”なんていうのは、実にユニークなお米ですが、ゲレンデはないけれど、熊本県の”もりのくまさん”も、「くまもん」つながりらしさが出ていて、次のお米は何を食べようかと思案する自分が、いるのでした。
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