2019年5月26日日曜日

サロマ湖ワッカ原生花園でみたエゾカワラナデシコもきれいだったけれど、自分で育てた方が、もっと健気で美しいと自画自賛 - 河原撫子(カワラナデシコ)(自宅・横浜市)

   
去年の秋に種まきをして、育ててきた河原撫子がようやくに咲いてくれたんだ。
近所にお住まいの方が栽培した白やピンクの花から、種子を貰い受けたのです。

ブロック塀に朽ち果てた樹脂製の鉢が並んで、少し哀れに見えてしまいました。
横長の鉢ですが、壁が劣化で裂けてしまって、今にも土がこぼれそ出しうです。

それでも、毎年、春が来るとけなげな花を咲かせるので楽しみにしてきました。
毎朝、歩きで通勤すれば、道すがらに見ることができ、この上ない楽しみだよ。

一方、見て楽しむより自身で栽培できないものかと、そんな考えが浮かびます。
それなら、花が散ってしまった後に、種子が取れないものかと考え付いたんだ。

花が咲き終わり、帰り道に立ち寄っては、種子のできてくる子房に触れる日々。
その内に、房が硬くなって強く振って見たら、黒ゴマみたいな種子が飛びます。

あー、これが種なんだと思って、連日、割けそうな房から種を取り出しました。
二三十粒ぐらいになったでしょうか、これだけあれば種まきには十分でしょう。

帰り道、スーパーで失敬したロールポリ袋にしまいましたが幾日も続きました。
ただ、撫子の持ち主には断らずに失敬していたから、物盗りといえばそうかも。

ただ、歩道に置き放して朽ちた鉢は、所有権放棄みたいで罪悪感も湧きません。
なので、この件は勘弁してもらうことにしてて、時は過ぎて、種まきの季節だ。

種をまき、やがて芽を出すと冬の陽だまりの中で成長しましたが春はすぐです。
花が咲くまで少しじれったくなったけど、五月に入ると咲き出してくれました。

   
一方、ホタルブクロは、通勤の道すがら、歩道の花壇に咲いていたものです。
実を言うと、以前、種子を採取して撒いてみましたが、全滅してしまいました。

芽を出しますが、双葉のままで枯れるともなく、日が経つと消え去ってしまう。
種まきも少し遅かったのですが、種子自体が胡椒の粉みたく、はかないのです。

これでは栽培に神経を使いそうな気もして来て、だったら苗を手に入れるだけ。
先ず、三号鉢に土を少し入れて移植ゴテと一緒に、スーパーの買物袋に入れる。

それを鞄にしまい込んでから、その花壇経由で出社途中に苗を掘りだしました。
それから、手にした苗を便利なロールポリ袋にしまい込んで、会社へ急ぎます。

後は、勤務中にサボって苗を鉢に移し替え、終業時まで机に置いておきました。
それを持って帰って、毎日毎日、水やりを欠かさず液肥も撒いて育てたのです。

後は、成長が止まる冬の間に、少し大きめの五号鉢に移し替えたぐらいかなあ。
こうして、この花も五月に入って咲き出しましたが、花の大きさが小ぶりです。

一方、歩道の花壇はというと大きめの花を付けており、鉢がまだ小さいのかな。
この花は多年草なので、このまま育てて、来年、様子を見ることにましょう。

まあ、二年をかけた試行錯誤のチャレンジで咲いてくれただけでもうれしいよ。
というわけで、今年の春は、ベランダに色とりどりの花が咲いてくれたのです。

先ず、早春にはノースポールの白い小菊が咲きだして、その後を追って、カワラナデシコ、ホタルブクロ、アジサイと続けざまに、狭いベランダに花々が咲いてくれるのが楽しく、後は咲かずに葉だけに終わったスイセンを、来年は何とか咲かせてみようと、鉢の植え替えにいそしむ自分がいるのでした。



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