2019年5月14日火曜日

ユニバーサルスタジオジャパンを素通りして、渡し船に乗れば、川面に吹き渡る春風に当たる心地よさの方がたまらなかった - 大阪市公営渡船(天保山渡・大阪市此花区)

   
週末金曜に放映する番組で、眠たい目をこすっても視聴する番組があります。
それは、NHKのドキュメンタリー番組でタイトルは、『ドキュメント72時間』。

普通ドキュメンタリーは、記録映像のジャンルでバラエティーではありません。
ぶっちゃけ、沖縄基地返還の闘争史みたいな、堅苦しい取材の印象しかないよ。

だから、民報のテレビ局だって、金かけてまで視聴率が取れるとは思わなんだ。
テレビ離れも進んだし、ユーチューブで見たり聞いたりする方が面白いからね。

マスコミが世論を誘導する時代でもなく、むしろ捏造の源泉と庶民は感づいた。だから、そんな偽善的な信頼性皆無のドキュメンタリーなんか使用しませんな。

こうして、番組を見かけることもあまりなくなりましたが、NHKだけは違った。
受信料を掠め取るあこぎな公共放送は、役にも立たない社会的使命に奮い立つ。

と言うより、この手の制作手法が衰退したままなのを止めたかったのだろうな。
こうして、三日間、同一箇所を定点にして取材する手法で、制作し始めました。

これが、最初に挙げたTV番組のタイトルだけど、堅苦しい政治色は一切無しだ。庶民の世相の実像を切取ることだけに終始しますが、これが斬新といえば斬新。

ルポルタージュの新形式のようにも感じますが、視聴者が主役に成れるのです。それだけ、人それぞれに人生のドラマがあるということに、深遠さがあるんだ。

逆に、テレビ局が気づかなかっただけ、愚か者集団だっていう風にも思えます。
事前取材なし、ロケハンも最低限、撮影はぶっつけ本番なんてテレ東の十八番。

番組の”出川哲朗の充電させてもらえませんか?”なんか、まさにそうでしょう。
だから、おまいら犬HKは、まねこき野郎だと言いたくなりますが番組は面白い。

   
特に先月に放映した”大阪・渡し船 片道1分の人生航路”は、出色の出来上がり。
でも、これってネットではB級の大阪観光ポイントとして紹介されてきました。

まあ、ネタで面白い番組まで昇華させた点ではNHKを仕方なく誉めてやろう。
つまり、自分も実際に行って乗船したくなったほどで、メディアの力は大きい。

しかも、別のB級観光ポイント”日本一低い三角点”のある場所が乗船場なんだ。
それが、天保山渡船場でユニバーサルスタジオの桜島側から築港側へ渡ります。

この築港側に築山の天保山があり、その三角点の標高は5メータ-に満たない。
だから、地理マニアも訪ねる人がいるようですが、休日なので混んでいました。

   
番組で紹介したように、ユニバーサルスタジオで働くスタッフも乗り込みます。
他にも築港側の水族館、海遊館へ遊びに行くような人もいて、意外な観光地だ。

というわけで、ユニバーサルスタジオには全く見向きもしなかった夫婦でした。
上さんは、留学していた頃、フロリダのディズニーへ行って面白かったと言うくせに、日本で行こうと言うと、もう行かなくて良いと言うので、自分もディズニーを見たことは無いのですが、ご他聞に漏れず、ユニバーサルスタジオジャパンを素通りして人生行路の渡船が大事だったということなのでした。

電車で気分だけ味わった



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