今年の梅雨明けは、住まいする関東では、昭和26年以降で最も早くなりました。
まあ、六月下旬で開けたのは四年前もそうでしたが、それより二日も早いんだ。
平年より二十日以上も早い分けですから、今年は水不足になるとか心配します。
ただ、発表を見て不思議に思ったのは、西日本では未だ梅雨明けしていません。
特に、東海地方が梅雨明けして関西地方が梅雨明けしないなんて、何か不思議。
普通、梅雨明けは、沖縄から九州、四国と西日本から順番に開けて行くのです。
ところが、大阪は未だだと言われても、凄く怪訝に思ったのが本当なのでした。
この後、十日ほど日差しの強い日は続きましたが、急に雨の日が連続しました。
なるほど、戻り梅雨とか返り梅雨と呼ばれる天候と、瓜二つみたいな年なんだ。
だから、梅雨明けだと早まって宣言したのは、予報官の勇み足だったと思うな。
最近では、梅雨の末期に現れる線状降水帯も出現するようになり、災害が心配。
本当の梅雨明けは、平年並みに七月末までずれ込むんじゃないかと、思います。
一方、世界を見渡すと天候の異変なのか、ヨーロッパは熱波に襲われているな。
ロンドンは、北海道の稚内より北に位置しますが、最高気温が四十度を超えた。
それでも、翌日になると収まったのか、最高気温も26度ほどでやれやれだろう。
普通の家庭ですとエアコンなんてないだろうし、扇風機も少ないのではないか。
欧州全体では、この“異常熱波”で熱中症などから、千人以上が亡くなりました。
各地で大規模な山火事も相次いでいるようで、災害規模も桁外れになっている。
一方、日本は早い梅雨明けで、電力消費が伸びてブラックアウトが心配された。
ところが、ゆったりな戻り梅雨のおかげで、その危険性も薄らいだのかもなあ。
岸田首相も原子力発電所の再開を宣言しましたが、間に合いそうもありません。
冬までには再開されるでしょうが、こまめに節電で乗り切るしかないのですよ。
というわけで、我が家は真夏でもエアコンを動かしたことがないという珍しさ。
扇風機ぐらいは回してはいますが、リビングの窓際には、アサガオなどのつる性植物をめぐらしてグリーンカーテンをこしらえて日除けにするなど、工夫に工夫を重ねて夏を乗り切ろうとするのでした。
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