タモリみたいに、サングラスを何時もかけているわけではありません。
まあ、プライバシーは守りたいところなので、ペイントで黒く塗りつぶしてみました。
普段は、ごく普通にめがねを掛けているだけでして、単なるハゲ親父だったりして。
老骨に鞭打った海外出張は、三週間の間、定宿のホテルに泊まり続けておりました。
両隣の女性は、ホテルのレセプショニストですが、チェックアウトの日が誕生日でした。
空港へのリムジンが出るま前に、ケーキでお祝いしてくれたのが、思い出になりました。
さて、女性の浅黒い肌の色と濃い顔つきをみていただくと、どこの国かお分かりでしょう。
要するにインドはムンバイだった分けですが、もし肌の色が白かったら欧米人みたいです。
多分、こういう顔つきのインド人は、北西部出身のアーリア人種系だと思いますね。
この人種は、インド・ヨーロッパ語族に属する言語を使う民族全般の祖先といわれます。
元々インドに住んでいましたが、中央アジアやイラン、ロシアや東欧まで拡散したとか。
なので、ヨーロッパ人の祖先だと考えられ、ゲルマン人(ドイツ人)がその中に含まれます。
純粋に血を引いていて、優秀な民族だと自負しましたが、その結果は人種差別です。
ヒットラーが率いるナチスドイツは、第二次世界大戦中にユダヤ人を大量虐殺しました。
根絶すべき「寄生害獣」と見なす偏見に満ちたイデオロギーは、狂気の沙汰でしょうな。
ちょっと話がそれてしまいましたが、とにかくインド人の女性は彫りが深くて、きれいです。
ミスワールドも五人を輩出しており、美人の産地の面目躍如といったところでしょうか。
特に、アイシュワリヤー・ラーイ は、お年を召しても超セレブの貫禄ありあり、なのでした。
ホテルで配達される地元の英字紙では、時折、彼女が登場する広告を見かけました。
ボディの方は、若干太めになっていますが、逆にふくよかさが増して、妖艶さもあります。
ところで、純粋なアーリア人だと主張するドイツ人には、あまりきれいな女性がいません。
アルペンスキー競技の選手だって、あまり見かけませんが、一人だけピカイチがいました。
その名は、スイスのララ・グートさんで、ソチオリンピック滑降競技でメダリストになりました。
スイスは、人口の六割以上を占めているのがドイツ人ですから、てっきりそう思いましたよ。
ところが、ぎっちょっちょん、何とか彼女は、人口が一割にも満たないイタリア系なのです。
出身のティチーノ州ですが、イタリア語のみを公用語とする唯一の州だから、驚きです。
というわけで、優秀さを自慢するゲルマンには不細工が多く、本家インドは美人大国でした。
帰国便の飛行機の中で、「テルマエ・ロマエ」という奇想天外な邦画を見たのですが、タイムマシンに乗ったかのように古代ローマの大浴場建築士、ルシウスが日本の銭湯に出現して、”なんだ、この平たい顔の部族は”と、日本人を見て思わずつぶやいてしまうあたり、彫りの深い顔だらけで食傷気味になったインドから、しょうゆ顔の国に戻れることだけで、ホッとしてしまう自分に思わず笑ってしまったのでした。
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