平成15年2月8日滑走 |
スキー場へ出かけますと、高速ICを下りてから路側にある案内標識が頼りです。
特に、スキー場が密集していたり、アクセスの分かりにくい道路などは大切だ。
こういった集客に必要な広告兼案内標識板は、ゲレンデの運営者が設置します。
だって、スキー客もインター降りてからどこに行こうか考える人もいるからな。
より多くお客さんをかき集めたいのなら、こういう標識は非常に重要なのです。
集客の事を考えれば、ゲレンデまでの行き先を誘導する表示は不可欠のはず。
ところが、このスキー場は駐車場までたどり着くのにほぼ広告看板がなかった。
ルートとしては、当時、那須インターを降りて県道17号線で那須方面に向かう。
それから、右折で県道68号線に入ってから、改めて県道305号線に左折します。
当時、そのルートの右左折中には、全くスキー場の行先案内がなく驚きました。
かたしな高原はミッフィーが案内 |
ただ、一ヶ所、非常に小さな標識が出でいたのを覚えていて、それだけでした。
ゴンドラのある大きなスキー場ですから、集客して経営を安定させたいはずだ。
なのに、宣伝要素のある案内標識がほとんどないスキー場なのが印象に残った。
現在では、県道68号線と305号線の交差点に、那須ゴンドラの表示はあります。
グーグルマップを見るとそうなっていて、上部の那須動物王国の看板は大きい。
今や、スキー、ボーダーというスポーツは、マイナーなのかと思ってしまった。
もっとも、この那須町には那須高原の景観を守る条例が厳しいのも、事実です。
日本の景観に関わる総合的な景観法が制定されたので、これに習った分けだな。
この点を鑑みますと、案内標識の掲出をスキー場側も抑制したのかもしれない。
スキーも最初から行き先を決めるている場合が多く、今やカーナビで誘導する。
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そんな時代ですから、インターを降りたらわざわざ案内する必要がないのかな。
このゲレンデは、スノーマシンに依存するゲレンデ、天然雪と雪質が違います。
特に、営業を開始してから午前中のバーンは、前夜降らせた雪で雪質もグッド。
だけど、午後になって気温も上がり、バーンも削れるとザラメ状態になります。
スノーマシンで降らせた雪も結晶構造が少ないので、積もれば固まるだけです。
なので、フカフカした雪の感触は期待できないので、朝早い内に滑りましょう。
同じ栃木県のハンターマウンテン塩原もスノーマシン頼みですが、多少違うな。
あちらは標高が高いし、バーンの方角がコンディション維持には向いています。
なので、アクセスの良さで選ぶか、雪質コンディションを重視するかの違いか。
というわけで、どちらも、手軽に出かける都会派ゲレンデには違いありません。
ゴンドラに乗れる規模の大きなスキー場を経験したいと思うのであれば、駐車場までノーマルタイヤで上がれてしまう時期もあるほどですから、雪道走行に不慣れな人には楽だろうし、もし仮に積雪があったとしてもチェーン走行の距離が短くて済むので、アクセス至便というゲレンデは捨てがたいとも思うのでした。
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