ホトトギスの切手 |
朝四時頃ですか、一年に二三度しか聞くことのできない、野鳥の声があります。
眠りも浅くなって来てウトウトしているので、特長が強く目を覚ましてしまう。
その声は、キョケキョクのよなフレーズが短いですが連発して鳴き終わります。
ずっと鳴いているのでもなく、数回も鳴けばよく、梅雨自分の自分の風物だな。
それで、ずっと気にしていましたが、聞いた瞬間に調べようと思って忘れます。
そんな繰り返しのある中、やっと忘れずにいて、ネットでググって調べました。
グーグルは大したもので、個人的な印象の鳴き声を打っても検索してくれます。
先ず、初めに動画が列強されており、ホトトギスとあったので聞いてみました。
これだっ、正にその鳴き声で、こんな横浜の都会にも中国から渡ってくるんだ。
大体、五月中頃から鳴き声が聞かれ始めるとあり、時期的にも合ってはいます。
このホトトギス、実は早口言葉の早口言葉の東京特許許可局を連想してしまう。
他には、天辺(テッペン)かけたか、本尊(ホンゾン)かけたか、などと独特。
それだけ、さえずりの面白さで、人口に膾炙された野鳥でも姿を見つけにくい。
動画を見ると、地味な茶色柄の野鳥で、木々の中に止まっていたら探せないな。
なので、声はすれども姿は見えずと言った鳥なのでしょうが、ウグイスも同じ。
近所の市民の森から、きれいにさえずっていますが、姿をめったに見せません。
それで、このウグイスが鳴く場所にホトトギスが飛来するようで、目的がある。
それは托卵といって、ウグイスの巣に勝手に卵を産み落として、ハイジャック。
先に孵化すると他の卵を蹴落とし独占して、親鳥に育ててもらう不思議な行動。
このため、ウグイスの雌は、知らないままにホトトギスを巣立ちさせています。
正に、標題で上げたような”背乗り”を、自然界で公然と行う野鳥のたくましさ。
まあ、自分の住んでいる周辺は、ウグイスの棲みついた里山が数多くあります。
親鳥とひな鳥(ホトトギス) |
なので、ウグイスの営巣を狙って飛来したとしか思えず、少し憎たらしいです。
自分で巣を構えて雛を育て巣立ちさせればよいものを、他人に養子に出す分け。
カッコウ科の特徴ですが、一部には仮親の雛と一緒に育ててもらう鳥もいます。
それがオニカッコウで、タイのバンコクに住んでいた時、よく聞いていた鳥ね。
真っ黒でカラスみたいな野鳥ですが、ホワーンって鳴くのが面白かった思い出。
というわけで、横浜市内には違いないのですが、カワセミの棲息地もあるほど。
他には、ジュウシマツ、イソヒヨドリ、ツバメ、ガビチョウ、メジロなどなど、都会にいながら自宅でバードウォッチングを楽しめるというのが、自分なりの幸福感がありまして、これも自宅の向かいにある市民の森があるおかげだと、思った次第なのでした。
おまけ:近所の舞岡公園では、日中でもホトトギスの鳴き声が聞けました。
それと、別のブログではオニカッコウを紹介していたので、ご一読あれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿