2021年6月16日水曜日

花壇など露地植えにすれば、間違いなく咲いてくれるという植物が分かって来て、何でも鉢植えにできるのではないと気が付いた ー 紫蘭の植え替え(ガーデニング)

ここから球茎を失敬
      
昨年、近所の庭から失敬して鉢に植えたシラン(紫蘭)を植え替えてみました。
株自体は、その年に大きな葉を付けて成長していた感じですが、大違いでした。

掘り返すと、数珠のように成長した球茎から養分を費やして成長したみたいだ。
球茎を観察すると、外皮だけが残っていて、中はスカスカの袋状なっています。

ただ、生き残った球茎が無かったわけでなく、しぶとく増やしていたのもある。
生き残りをこのまま鉢に残そうかと迷いましたが、植え替えを決断致しました。

場所はマンションの中庭にある花壇で、手入れのされない日当たりの悪い場所。
日当たりの良い方は、住人有志が同好会を作って、手厚く面倒を見ていますな。

だけど、通路を挟んで日当たりの悪い方は、誰も手を入れず、ドクダミの天下。
以前はそんなに繁殖していなくて、気にも留めませんでしたが、最近はひどい。

それでも、ぽつぽつと住人が無断で植えたような園芸植物が、寂しく咲きます。
まあ、ドクダミの白い花一色では殺風景な感じもするし、草丈が短く貧相です。

なので、ここに赤紫色の紫蘭が咲けば、カラフルになってきれいだろうと判断。
本当は、この花壇に黄色いヒガンバナの球根も、こっそり植えてあって楽しみ。

ちょうど、サツキが群生しており、その境界の際であれば掘り返されないかな。
そう思って、ベランダの鉢植えでは咲かなかった二株を、独断で移植しました。

ここは日当たりも悪くて栽培の条件も良くないせいか、土壌も石混じりのまま。
それでも、花壇と言っても露地には違いないので、鉢植えより条件は良いかも。

特に、彼岸花や水仙のような球根植物は、鉢植えは何年たっても咲きませんな。
園芸相談でもよく質問されており、ベランダでの素人栽培は無理と諦めました。

なので、この紫蘭の球茎も、石積みの垣根のへりに断りなく埋め込んでおいた。
土との相性さえ良ければ、花が咲けるほどに球茎も大きくなってもらいたいよ。

この他、捨てられていた球根を拾い、ベランダで栽培しましたが全く咲かない。
結果、諦めて、中庭の日当たりのいい方の花壇に、こっそり植えたこともある。 

ベランダで咲いた花々
球根釣鐘草(釣鐘水仙)
      
そうしたら、ついこの間、青色の釣鐘草が咲いていて、やっと正体が分かった。
ベランダのハナニラも小さな球根を実るので、花壇へ埋めに行ったりもします。

球根が小さいめで、育つか不安でしたが、翌年にはちゃんと開花していました。
というわけで、ベランダで鉢植えの栽培できない品種が何となく分かって来た。

他方、ホタルブクロ、カワラナデシコ、ムスカリなどは鉢植えでもベランダで咲いてくれますし、球根植物のフリージアやオキザリスも、それなりに花が咲きましたので、半人前の園芸愛好家としては、花の咲いてくれる植物を試行錯誤で探し出して行くしかないなと、感じるのでした。
        
おまけ:以前の投稿も読んで下されや。




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