2020年3月8日日曜日

うす紫のハナニラが咲いてくれたおかげで、キバナハナニラと説明した以前の投稿が間違いなだと分かった ー ハナニラ(イフェイオン)(そのほか)

ハナニラ(イフェイオン)

いやはや、こんなにも早く、ハナニラの花が一輪だけ可憐に咲いてくれました。
今シーズンの冬は異常な暖冬で、東京は二月六日にしてようやく初氷なんだ。

そのくせ横浜は昨年末に初氷で、平年より四日早かったのが不思議な気もする。
まあ、全体的に暖冬傾向は否めなくて、だからこんなにも早く咲いてしまった。

この花は葉っぱの形がニラに似るだけで、同じネギ族とはいえ別種の植物です。
ネギやニラのような匂いまでするそうですが、野菜の食用「花ニラ」とは違う。

実に紛らわしいのですが、カタカナの方は、早春の花壇を飾って可愛いらしい。
普通なら、関東近辺でも三月から咲き出すのが普通なのに、二月上旬に咲いた。

それで、一年前に、近所のお不動様で咲いていたハナニラを掘り起こしました。
このお不動様、創建が江戸時代で今はトタンの屋根なので建替えられたみたい。

このお不動様に入るには石段を上がりますが、道路から小高い敷地に建つんだ。
このため、道路に沿って敷地が切り立った土手なのですがハナニラが咲きます。

季節が来ると満開になって奇麗ですが、崩れないように土留めにしたのかなあ。
薄紫色の花を付けますが、種子をつける時期になると刈り取られてしまいます。

種子を取って撒いてみようかと思ったけど、ダメなら球根を取るしかないんだ。
一面に咲いていて、適当な場所を指でほじくり返したら米粒大の球根が取れた。

これじゃ育つかどうかわからないので、掘り続けて直径5ミリほどのをゲット。
これなら来年には何とか咲いて気もするので、家に戻って鉢に植え替えました。

こうして、すべての球根から葉が出てくれて、一年間水やりを続けてきました。
いやー、咲いてくれうれしいのですが、昨年末は別のハナニラが咲いています。

オキザリス オータムピンク

と思ったら、葉っぱの形が違っていたので調べ直すと、オキザリスと判明です。
こちらは、黄色とピンク色の花が咲いたので、ベランダを賑わせてくれました。

うーん、残りは近所の花壇に捨ててあった球根を植えたので何か分かりません。
細長い竹串みたいな葉がまっすぐに伸びていますが、非常に特徴的なのですな。

なので、これをキーワードでググってみて、タマスダレではないかと思うんだ。
確かに球根が捨てられていた花壇は、その花も咲いていたので、そうでしょう。

それで、ハナニラと一緒に同じ鉢に植えてありますので、この春が楽しみです。
というわけで、この暖冬のせいで花も季節に先んじて咲いていくのがうれしい。

これ以外には、ノースポールという小菊の種子も秋口になってまいたのですが、どうも発育不良だったらしく発芽すらせず、来季に向けて近所で咲いてくる花から種子取りをして、来年は咲かせてみるぞと意気込む自分がいるのでした。

タマスダレ(まだ咲いていない)



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