2020年3月23日月曜日

実験動物のワンコにインプラントを埋め込んで確認するなんて、論文を読んでびっくらこいた ― 組換えヒト繊維芽細胞成長因子-2(リグロス)

   
いやはや、ワンコの治験では効果が認められたそうだけど、オラにも使ったの。
先週末、上あごの歯一本で、インプラントの再埋め込み手術を受けてきました。

その際、チタン製人工歯根とあご骨の結合を促進させるリグロスなる薬を投入。
手術中に使いましたが、術後の結合を促進させる目的で、もち保険は利かない。

三万円程と聞かされていたし、これに失敗するとインプラントができなくなる。
上あごっは骨の厚みが薄く、インプラントをそのまま埋込むことができません。

このため、骨の厚みを作るために手術を先に行うのですが、費用も掛かります。
逆に、下あごは厚みが確保されているので、そのまま埋め込みができるんだな。

なので、金かけて手術したのに埋め込みがままならず、再挑戦は成功必須です。
だから、三万円くらいの投資は当たり前でしたが、このリグロス、歯周病用だ。

すでに保険適用できる薬なので実績はありますが、インプラントは適用外とか。
先生によると歯周病治療の実績を見ると、プラスの効果は見込めると言われた。

それに、効かなくても副作用になることはないんだそうで、ならば神頼みだな。
だから使ってもらいましたが、手術前に先生からは論文コピーをもらいました。

笹倉裕一・歯科大学教授も歴任の先生

その時、ワンちゃんで実験した結果しかないんだけどと言われりゃ、犬なみね。
英語の論文では、実験動物はビーグルと書いてあり、かわいいワンちゃんです。

もう手術も終わったし、後は結果次第だけど初回のインプラントが悔やまれる。
埋め込んだ後、痛みがでて最終的にはインプラントがグラグラしたので抜いた。

抜いたインプラントには肉芽の繊維質がこびりつき、骨との結合もありません。
これでは痛かったでしょう、再チャレンジしますかと、先生に言われましたな。

それで、今回は骨芽細胞による充分な骨形成を待つため、半年間を置きました。
リグロスの薬効でインプラントと骨の結合が進むのを、祈ることにしましょう。

ところで、なぜ最初の埋め込みが思わしくなかったのか、先生が話を切出した。
それは、埋め込みにドリルで穴をあけるんだけど、まれに摩擦熱も出たりする。

その熱で骨細胞が火傷を起こしてしまい、壊死するので結合できなくなるとか。
自分の場合、初めてのケースだったらしくて、多分そうだろうという話でした。

というわけで、コロナウイルス流行中のさなかに手術とは、スリリングでした。
以前に作ったジルコニアの人口歯は使えないそうで、もう一回、二十万円を投資して義歯を作り直さなければならないのですが、それでも、自分の歯で食事することがどんなにおいしいことかと、入れ歯には絶対なりたくないので、楽しいリタイア生活を構築するためにも、この手術は大事だったのだという事なのでした。



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2 件のコメント:

  1. インプラント!!!
    わたしも金を貯めてやってみたいです。

    返信削除
  2. 下あごは、インプラントを埋めるだけなので、まだお金はかかりません。
    ですが、上あごは骨の厚みを増す手術が必要で、牛の焼成骨を使ったりします。
    手術も、骨の厚みましとインプラント埋め込みを同時に行う、一回法。
    骨の定着を待ってから、インプラント埋め込みを行う、二回法に分かれます。
    それで、保険がきかないから、ジルコニウムの義歯が二十万円もするんだ。
    なので、入れ歯になりたくないから、自分に投資したって感じになりますた。

    返信削除