2020年3月6日金曜日

記号化した簡体字で「中国人なら読み間違えるはずがありません」と支邦人はうそぶくが、繁体字の華人には、裏に意図があると感じているらしい ― 日本肺炎宣伝戦(そのほか)

      
中国語は、てにをはに当たる助詞もなく、表意の漢字をつないで読み解きます。
だから、文法の規則が英語や日本語ほど厳密ではないのが、中国語の特徴です。

このため、文の意味が原則的な文法の規則に合っていないことがままあります。
例えば、”吃+○○”が、“~を食べる”の意味にならないこともあるのが不思議。

◆ 米を食べる。⇒ 吃大米
◆ 朝食を食べる。⇒ 吃早饭
◆ 大碗で(ご飯を)食べる。⇒ 吃大碗
◆ 食堂で食べる。⇒ 吃食堂

”動詞+目的語”の構造に沿った文章とは言えるけど、英語は前置詞があります。
なので、”食堂で”は"in the canteen"ですが、吃食堂は”食堂を食べる”のかな。

そんなことはなく、前後の文字の意味で把握するので、ある意味自由度が高い。
要するに、表意文字をポンポン置いて、文章の流れで意味を汲み取るスタイル。

逆に言えば、本来の文法形式に矛盾して書かれた文章でも、表現できるんだ。
これでは、相手の言った意味に裏があったとしても、読み取れない方が愚かね。

規則に反しながら、真逆の意味を持つ表現が多くみられるので、詐欺言語かも。
要するに中国語の表現が意思の伝達を重視しているので、相手への忖度は無縁。

俺様の言った意味が理解できないのは、お前が低能だからだと発信者は考える。
なので、言語はコミュニケーションツールでもなくて支配する武器なのだろう。

まあ、昨今の中国の新型肺炎で発症地区、湖北省を封鎖したのは記憶に新しい。
人口四千六百万人の地域を完全封鎖なんて、全体主義の独裁政権のなせる悪業。

他方、民主主義国家なら無理だと言えますが、これは言語の特徴かもしれない。
そこで、そんな国家が、相手国へプロパガンダを行ったのなら注意を要します。

最近、「日本肺炎」がTwitterがでトレンド入りしたけど、出典は中国大使館だ。
先月末、公式サイトで日本在住の同胞に宛てたメッセージが裏の意図を持つな。

漢字で”目前、日本新型冠状病毒肺炎疫情不断変化、我在日同胞対此高度関注”。
繁体字に直したけど意味は同じで、中国語に助詞がないから日本の肺炎になる。

この冒頭の表記から、”日本肺炎”の名称が紡ぎ出された点は、正に支邦の謀略。
最近では、中国で呼吸器疾患の専門家・鍾南山が、隠ぺい工作をぶちかました。

中国で流行したが、このウイルスの由来は中国ではないかもしれないとほざく。
これこそ、どこかの国へ責任を擦り付けたい中国語の思考法の発露とみるべき。

まあ、言葉を武力に、それを裏付ける目的で中国大使館が、日本だと触れ回る。
どうでしょう、これほど言葉の謀略に長けた民族はいないのではないだろうか。

それでも、世界中にコロナウイルスが蔓延した結果、中国初は隠せなくなった。
なので、略称COVID-19も、中国由来のウイルス感染症という誤読が一般化だ。

   
これに不満を持った中国外務省が会見で不満表明したけど、この悪態野郎ども。
というわけで、十九世紀末、中国を起源とするペストが世界中に蔓延しました。

中国人は、「想像もできないほど野蛮で不潔で汚らしい」と報じたのは、1854年発行のニューヨーク・デイリー・トリビューン紙ですが、多くの欧米人が未だにこうした偏見を抱いており、それが今でも現実なのですから、その偏見と差別意識にはCOVIDの実績があってこそのことで、言語まで武力として活用するなど、野蛮で謀略的な全体主義の人種には、ほとほと忌避感を覚える自分がいるのでした。



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