マンションを取得して住みだしてから、四半世紀が過ぎた今日この頃の話です。
古くなった家電は、あらかた更新してきましたが、だましだまし使うのもある。
それは、照明の蛍光管を交換すれば、玉切れが早くなっても気が付かないまま。
そのためか、未だに蛍光管を買いなおしますが、最近は在庫が減ってきた感じ。
蛍光灯の照明器具は生産しておらず、蛍光管もあと数年で生産も終わるだろう。
そんな状況下で、台所の蛍光灯直管が玉切れして、さてどうするか考えました。
普通、蛍光灯器具には安定器が付いていて、その保証期間は十年で意外に短い。
ただ、それ以上にメーカー製は長く使えますので、自分も気にしませんでした。
ですが、今回の蛍光管の玉切れは早かったので、さすがに安定器もお陀仏だな。
もう安定器も在庫販売だけだし、蛍光管も含めて買うとしても割高に感じます。
なので、蛍光灯のソケットと互換性のあるLED蛍光灯に切り替える決断をした。
ところが、このLED製ですと、ソケットの給電方式に統一規格がないらしいよ。
先ず、片側のソケットだけで給電するタイプで、反対側は単に差し込むだけだ。
次に両側のソケット給電は二つあって、一つは各ソケットの電極一つだけ給電。
他方、両側のソケットとも二本の電極を使うケースがあり、厄介なのは安定器。
安定器やグロー管をそのままに接続する場合と、まったく使わない結線もある。
この場合は、電気工事が必要ですが、古い安定器は使わない方が無難でしょう。
こうして、電気工事の上、長い1.2mのLED蛍光灯直管を買うことを決断だ。
本当は配線工事は有資格者がしないと、法律違反になるのですが、難しくない。
アマチュア無線免許を小学生の時に取得したほどですので、お茶の子さいさい。
こうして、オーム電機の製品をアマゾンでゲットして、改造工事にいざ着手ね。
先ず、配線をニッパーでパチンと切ってしまって、安定器を外してしまいます。
それ以外は、配線の取り直しで、一番簡単な方法が包装に説明されていました。
この結線には使われていた配線で足りますが、結線の夢寐直しで保護が必要だ。
どうもビニールテープで巻くだけでは心配で、今回、圧着ハーネスを使ったの。
正式は、”絶縁被覆付閉端接続子”で、専用工具代わりにプライヤーを代用した。
ヨドバシでニ十個入りが売られていて郵送されてくるので、実に便利なのです。
内径が3ミリのCE2型を使いましたが、銅単線二本をよじって、無事圧着完了。
というわけで、結線も終えて点灯すると、片側半円分の点灯なのに気が付いた。
なので、蛍光灯をねじり回して下側に照明されるようにしましたが、光量が意外に多いので、以前の蛍光灯よりも明るく感じられたのが幸せで、買い物から帰って来た上さんが、意識せずに点灯して台所仕事をしていたから、これはやったりだなと思ってしまった自分なのでした。
おまけ:一番シンプルな配線図は次の通り(下は”絶縁被覆付閉端接続子”)
絶縁被覆付閉端接続子 CE形 |
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