近所の市民の森で、鮮やかに咲く紫陽花の枝を切り取って、挿し芽にしました。
発根の成功率が高いと聞いていたので、挿し芽は七株ぐらいと控えめにしたの。
六月上旬に思いつきで実行して、その下旬に芽の出始めた一株だけを植え直し。
本当は、一二ヵ月はそのままにした方が良かったのですが、移植を早めました。
と言うのも、残りの株は発根できずに枯れ死んで、残り一株だけになったから。
大きな鉢に移して養生させてあげた方が、根も確実に張り付くと思ったのです。
それで、挿し芽をしていた育苗ポッドですが、元々、ガムテープで補修した物。
以前の別の苗では、移植の際にハサミでポットを切って土ごと抜き取りました。
理由は、鉢の形状を壊さずに根を傷めずに、そのまま、土ごと鉢に植え直した。
まあ、ポッドを捨てずに、もう一度、用土ごと移植したくてテープで補修する。
そんなつぎはぎ育苗ポットに根付いたのがうれしいのですが、移植は簡単です。
補修したテープをはがすと、用土がすぐに表れて来て大きな鉢に植え替え完了。
それから、挿し芽の穂も出て来て若葉が広がりだした中、ちょっと不安もある。
それは、最初に挿し芽を作った時、半分切り落とした葉が枯れだしたことです。
若葉も成長し始めたから、発根までの光合成を促す役割は終えたということか。
もし、そうであるなら、株の成長は、新芽の若葉に譲ったということでしょう。
そこで、もう少し大事に観察しておきたいので、朝晩の水遣りには注意を払う。
例えば、植物活力剤の”リキダス”を与えたり、葉は”メネデール”を吹きかける。
液肥の”花工場”も与えますが、発根の成長を促すために”マグアンプk”も散布。
本来の用土にすき込みをしなかったので、植替え後に小粒を散布してみました。
まあ、これぐらいやっておけば、コガネムシに根を食べられない限り、大丈夫。
というわけで、鉢植えで上手に育てれば、翌年の六から七月に花が咲くらしい。
ちょっと気になるのは、てまりアジサイとガクアジサイを区別せずに挿し芽をしてしまって、どちらの挿し木が分からなくなってしまったのですが、花が咲くのを心待ちにして育ててみるのも、また楽しみが一つ増えるではないかと思ったのでした。
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