2023年7月18日火曜日

一年をとおして見られる留鳥だから、もっと早く鳴声に気が付いているべきだったと反省 ー セッカ(野鳥観察)

     
近所では、大規模な環状道路高架橋やトンネルの工事が久しく続いてきました。
このため、用地取得も大胆で、県立高校が閉鎖されて工事現場に代わったんだ。

最初は百メーター四方の土地が草ぼうぼうの草原でしたが、資材置き場に変貌。
それでも、三割程は草むらが手つかずに残されて、それが野鳥の棲み処らしい。

最初は、野鳥のスズメが沢山いるので、そうだろうと思っていたら違いました。
平日は、歩きの通勤で、この工事現場を横切るのですが、さえずりが気になる。

”ヒィッ、ヒィッ、ヒィッ”と、まるでブレーキの壊れた自転車のような鳴き声。
気になってネットで調べると、ユーチューブで動画が数多く紹介されています。

スズメ目セッカ科というだけあって、スズメとよく似ていますが、これなんだ。
似たような茶色い地味な姿をした小鳥ですが、体長はもう少し小ぶりの野鳥ね。

土木現場の草原が営巣地
     
普通には見分けがつきにくいのですが、何となく違うような気もしていました。
なので、周辺で聞こえるさえずりから判断すると、営巣地があるのでしょうな。

この辺りは起伏もあって丘が多いのですが、住宅地の開発が制限されています。
このため、小さな雑木林が多く残されて、そこに野鳥が棲みついているようだ。

特にシジュウカラが繁殖していて、鳴声が当たり前に聞かれるようにもなった。
昔からウグイスは春になるとさえずるし、イソヒヨドリもここ十年はお馴染み。

他にも出勤で徒歩の最中に、"クゥーイ"と甲高く鳴く鳥がいて分からずじまい。
ユーチューブなどで探していますが、先ずはセッカが分かっただけでもOKだ。

というわけで、朝の鳥のさえずりで、目を覚ますと言う環境に感謝しています。
最近では、カエルの鳴き声がうるさいと農家にクレイムを付けた、近隣モンスター住民の存在が話題になりましたが、どちらかと言えばこの辺のヒヨドリのだみ声みたいな鳴き方も騒音に近いのかもしれず、誰にもクレイムは付けられずに我慢する自分がいるのでした。



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