梅雨から暑い夏の到来ですが、春時分に咲いた花は、既に種子を付けています。
それで、春先に歩きで通勤中、オレンジ色の花を見て、ユリだと判断しました。
普通、ユリは球根で増える植物と思っていて、ムカゴで繁殖するのもあります。
クルマユリがそうですが、他方、テッポウユリなどは種子で繁殖するユリです。
一度、オニユリのムカゴを栽培しましたが、三年経過しても、花は咲きません。
その頃は、肥料の与え方など知識が乏しかったので、生育が不良だったのかな。
結局、諦めてしまった思い出もあってか、この見かけたユリは見るだけでした。
調べてみると、ヤマユリは開花まで五年かかるとかで、辛抱さが求められます。
だから、地下の鱗茎から鱗片を分けて、それを栄養繁殖する方法が普通らしい。
まあ、それなりに園芸知識が無いと、栽培のハードルがいたって高い植物です。
それで、このユリも通勤の途中でだた見ていましたが、やがて枯れてしまった。
花も落ちて藁のような茎が直立してるだけですが、よく見ると果房もあるんだ。
どうも、このユリは種子ができると思って、興味も湧いたのでググってみたの。
すると、花の色や形状からして、ノカンゾウという種類らしいと分かりました。
ヤブカンゾウという別種もありますが、中国渡来で種子のできない三倍体植物。
このため、ヒガンバナと同じで、人為的に球根で増やしていく植物みたいだな。
そう考えると、種子ができたのだからノカンゾウと決めて種子を採取しました。
ネットで探してみると、意外と栽培している人がいて、難しくはないようです。
というわけで、種蒔きは、秋口になって十月ぐらいが適期のようなので楽しみ。
ただこの植物は、翌年に開花するのかどうか、そうでなければ手間の掛かる品種と思いましたが、小学校の花壇で翌年には開花したとネットで投稿を見つけたので、これなら来年が楽しみだと思ったのでした。
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