日光湯元キャンプ場(湯元温泉スキー場) |
十月中旬ともなると、標高千四百メーターの高所は、朝は霜柱が立ちました。
寒いのなんのって、外に出した水筒の水が、部分的に凍ってしまったほどです。
このキャンプ場は、ゲレンデのふもとの緩やかな斜面を使って、開設されています。
所々に平坦な地面があるので、テントの張りやすい箇所を先ず探し出しました。
一方、受付の湯元ビジターセンターは、歩いて三四分の距離で離れています。
このため、最初にテントを張ってから、先に幕営していた人に聞いて訪ねました。
日光は紅葉で有名な観光地ですから、温泉旅館もどこも予約が一杯です。
おそらく、二三ヶ月前から部屋が押さえられてしまっているような気がしました。
実際に、旅館の玄関口には、”本日、満室”と看板も掲出されたりしています。
まあ、明日天気がいいから泊りがけで出かけようとしても、宿は見つかりません。
最近の天気予報は、一週間先までが、結構な確立で当たるようになりました。
ただ、数日先なら部屋が空いているという期待も、奥日光はほとんど無理でしょう。
グーグルドライブはこちらから 裏面もごらんいただけます (日帰り温泉情報) |
だから、湯元キャンプ場へ軽い冬山装備で出かけて、連泊をしてしまいました。
ダウンの寝袋などで防寒は完璧だと思ったものの、ヒヤッとする冷気で凍えます。
寒いのでトイレが近くなりますが、場所が離れていて二分も歩かねばなりません。
夜中に起き出すのがつらいところですが、それもキャンプの面白みかもしれません。
さて、ここは、紅葉シーズンの最盛期ですが、カエデの赤以外の色取りも美しい。
カラマツ、白樺の林も黄色に染まり、山々はカラフルな衣装に身をまとうのでした。
このスキー場は、四半世紀前に訪れたのですが、三月半ばとはいえまだ冬です。
雪も降っており、湯元湖も湖面はうっすら雪に覆われていて、はっきりとしません。
光徳クロスカントリーコースも滑りましたが、季節の良い日光は知らずじまいです。
だから、改めて最盛期の観光地、日光を知りたくなって、つい出かけたのでした。
と言うわけで、キャンプ場はスキー場をシーズンオフに有効活用していたのでした。
行ってみて初めて分かったのですが、幕営した場所から少し上っていくと、索道が張られたままのリフトも二基見つかりましたし、長く広いスロープの初級コースはこんな感じだったかなーとか思い出したりして、異なる季節のスキー場もまた乙なものだと感じたのでした。
おまけ:上さんが撮影してくれた写真も紹介しておきます。
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グーグルドライブはこちらから 裏面のマップが参考になります |
竜頭の滝、ちょっと紅葉が過ぎたか? |
渓流が美しい 生まれ故郷の北海道を思い出した |
戦場ヶ原のパノラマ写真 |
キャンプ場で見かけたサル (鹿の夜鳴きもうるさかった) |
湯元湖畔 |
湯平湿原にある源泉 |
初級コースのリフト二基 |
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