いやはや、青色発光ダイオードが発明されてこそ、 LED照明が普及したのです。
この功績は、日本人科学者三名が、 ノーベル賞を受賞したことでも分かります。
ただ、未だLED照明の値段は、少々、 現行の蛍光灯に比べて値が張ります。
家の中を一気に変えると財布も軽くなるし、 どちらが費用面で優れているのか。
節電代、交換間隔とそのコスト、耐用期間を計算すれば、 判明するでしょうか。
そこまで、人は用意周到に計算しないと思いますが、 後はエコ気分かもしれない。
つまり、家電量販店が廉価品を出したと広告で見かけて、 購入を決めてしまう。
消費者の好みは、かなり思いつきが多いと思いますが、 自分は少し違いました。
ネットで適当な検索後を入力して、どっちがお得なのか、 先ず調べまくったのです。
単語は、”照明 LED 蛍光灯 コスト 比較”で、結論は未だ蛍光灯でした。
他方、LEDは導入コストが未だ高くて、 元を取るには数年は掛かるみたいです。
蛍光灯の省エネ品も多く流通していますし、 取り換え需要もこの先続くでしょう。
結局、今のところ、蛍光灯でも良さそうだと判断し、 蛍光灯の照明を買いました。
それでも、DIYの廉価品にしたのは、 端境期だから次はLEDと思っているのです。
こうして、自分は、画期的発明が日々の暮らしを覆す現実に、 暮らしています。
そんなことを思いつつ、 グラススキー板が登場してきた頃を思い出してしまいました。
小学生だった当時、北海道の札幌に住んでおり、 冬はスキー授業が必修でした。
親御さんも、子供たちにスキー一式を買い与えますが、 板は合板だったと思います。
それが、次第にグラススキーを用いる子供たちが、 現れ始めるようになりました。
この板は、反発に優れて滑りやすいので、 ターンしやすいという歌い文句です。
ところが、授業にいざ参加しても、ターンは向上せず、 失望したのを覚えています。
まあ、児童用の板ですから、 FRPの繊維一枚を合板の中に張り込んだけです。
急激に反発性能が上がる分けでもなく、 新素材の導入が宣伝かもしれません。
ただ、スポーツ用品は、この手の新素材の普及が、 他製品に比べて早いようです。
上手くなりたい向上心をくすぐるのか、 メーカーも付加価値をつけたいのでしょう。
炭素繊維はストックなんかに使われ、 ケブラーは繊維ですが小賀坂の板でした。
K&Vというブランドで190センチの平板を買ったのですが、
非常に高価な板でしたが、 滑ってみてちょっとは上手になったような気もしました。
というわけで、その後は、新素材が日常にあふれてしまし、 気にもしなくなりました。
それでも、自分がこの手の製品を決断して買うのは、 一週りも二周りも後です。
そうなると、巷にありふれた素材になっていますし、 その内競合メーカーも模倣品を出すから価格も下がってくるわけで 、それで腕が上がるほど運動神経に優れているとも言いがたく、 後は対費用効果をこまめに勘定している自分がいるのでした。
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