以前、自分が住んでいる近辺の里山で、山椒の木を探す投稿を挙げていました。
それで見つけたのはフユザンショウらしいと書いていましたが、少し疑問です。
なので、採取した果実が乾燥したので、ほぐして種子を取出すことにしました。
結構、表皮が硬い果実で、カッターナイフで切れ目を入れて向いたら白い種子。
山椒の実にあるような丸く黒い種子と違って、半月のような形状で白っぽいの。
全然違うなと思って、改めて棘のある低木でググると、ノイバラなのだろうか。
この低木は、春先、リンゴのような白い花が咲いて美しく、身近で見られます。
咲いた後、小さな赤い実がなるので、てっきり野生リンゴかと思っていました。
なので、今まで見つけてきた低木は、すべてこの植物であったと判断しました。
残念に思いますが、山椒は見つからないまま、代わりに苗を購入するか検討中。
それで、山椒はイチョウと同じように雌雄があるので、つがいの苗が必要なの。
ベランダでガーデニングをするから手狭だし、何時、実が採れるか分からない。
なので、躍起になって栽培したいと思わないので近所を気長に探しましょうか。
その前に、ウマノスズクサの栽培もあるし、二年目のゴーヤ栽培の課題もある。
他には、白い曜の入った朝顔の種も手に入れたし、風船カズラの種子も貰った。
オオバウマノスズクサの苗も小さいながら冬を超えそうで、大きくなるかなあ。
それに、採取した琉球カラスウリの実も乾燥したら種取りができると思うんだ。
なので、今年は色々なつる性植物の栽培が試せるので、楽しみにそちらを優先。
後は、シランの球根(バルブ)を採取して鉢に根付かせたので、開花するかな。
加えて、緑肥で種まきしたレンゲも育っていたので、間引いて移植をしました。
まあ、撒き過ぎで密植になったので他の鉢に移し、残った株をすき込みました。
この用土は、もう少し水分を蒸発させた後、袋詰めにして発酵させる予定だな。
ゲンゲとも言いますが、マメ科植物だから根に窒素を蓄える細菌が寄生します。
このため、すき込んだら、かすかに窒素ガスの匂いがして、なるほどと思った。
新潟チクサンローディングアーム |
昔、原油タンカーの桟橋で仕事をしたことがあり、窒素ガスを使っていました。
原油を地上タンクへ荷揚げする配管は、使わない時は不活性ガスを封入します。
これが窒素ガスで、万が一静電気で火花が飛んでも、発火しないから安全です。
なので、荷役開始時、封入ガスを抜きますが、この漏れ出るガス臭と同じなの。
懐かしさもあり、ローディングアーム取付け作業に立ち会った頃を思い出すな。
根っこに目で見えるような根粒菌の丸い粒は見えませんでしたが、匂いで納得。
というわけで、冬の合間にも来季に向けて、ガーデニング作業は続行中なんだ。
一方、人工授粉をしたピンク色のナデシコは、結実して種取ができましたので、同じく実を付けつつある白のナデシコにも種ができることに期待しつつ、まだ一年目のツワブキは開花するまでだいぶ先になるかもしれないと案じつつ、ベランダで植物の手入れに精を出す自分がいるのでした。
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