2014年6月15日日曜日

二井宿峠越えの街道ドライブもなつかしく - みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場 (宮城県)

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このスキー場、山中七ヶ宿街道の峠田宿に設けられました。
今は国道113号線ですが、昔の古道そのものが現役なのがすごい。

史実として、戦国時代の武将、伊達政宗もこの街道を通りました。
急な国替えの命を受けたため、なんと冬場に二井宿峠を越えたとあります。

伊達家は、代々、もともとの本拠地にしていたのが山形県米沢でした。
関白豊臣秀吉には渋々従ったようですが、悔しかったのでしょう。

後々、後釜に入った上杉家と合戦になり、越境し領地を拡大しています。
この峠ですが、最高地点が標高540mとさほど高くありません。

なので冬場でも通行できたようですが、この辺り雪は多くないということです。
となれば、このスキー場も雪不足に悩まないかと心配になります。

昭和63年3月26日滑走

実際、12月のスキー場開きでは、雪がほとんど無い年もありました。
当時、宮城県に住んでいましたので、テレビニュースで見かけています。

ただ、一月に入って寒波も厳しくなりますので、降雪もかなり期待できます。
なので、出かけるなら1月末以降、ベストのゲレンデになるんじゃないのか。

暖冬で雪の少ない年もありますので、ゲレンデ状態だけはチェックしてください。
規模としてはリフトが4本構成で、どちらかといえばファミリー向けです。

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未だに、第四リフトがシングルなのは貴重なところでしょうか。
最近はペアリフトが増殖して、シングルを見かけるのが難しくなっています。

ところで、みやぎ蔵王とありますが、ゲレンデのある峠田岳は独立しています。
蔵王連峰からは隔ていて谷もできていて、そこにこの街道が通じているのでした。

ゲレンデマップを見て分かったのですが、確かに七つの宿場町があります。
高野長英も吉田松陰も通ったそうですから、どこかの宿場で一夜を過ごしたのでしょうか。

と言うわけで、こんなに由緒ある街道沿いのゲレンデなら歴女を誘いたいところです。
スキーに加えて、近隣の小原温泉、鎌先温泉あたりで歴史談義にふけるのも一興かと考えたスキー場なのでした。

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みやぎ蔵王七ヶ宿パンフ中左
みやぎ蔵王七ヶ宿パンフ中右
みやぎ蔵王七ヶ宿パンフ裏
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