2014年6月17日火曜日

名前もエロい春スキーの五月連休 - 乳頭スキー場 (秋田県)

平成元年4月29日滑走

今年の五月連休は、山の事故ニュースが相次ぎました。
死者が18人と多くて、中高年の犠牲者が目立ちました。

特に、例年より残雪の量が多かったせいか遭難が目立ちます。
北アルプスなどで滑落した人も出まして、まだ冬山なのです。

この残雪の量は、テレビニュースで山の写真を使って紹介されました。
奥穂高岳でしたが、昨年より白い部分が多いのは事実でした。

この残雪が多いと聞けば、スキーヤーはウキウキしてしまいます。
春スキーのゲレンデコンデションが良好だと分かるからです。

この時期になれば、どんなスキー場でも降雪はほとんどありません。
ゲレンデも残雪だけが頼りで、後は融けていくだけのコンデションです。

それに桜の開花を迎えると、春が来たと誰しもが思いはじめます。
冬の季節にかかわる暮らしは、スポーツも含めてジエンドになるでしょう。

スキー人口も、現在、最盛期の三分の一まで減少してしまったさびしさです。
お客さんは集まらず、ありきたりのゲレンデならクローズしてしまう。

でも、一途なスキーヤー迎えてくれるスキー場も、無いわけではない。
こういったコアな層を受け入れるゲレンデは、いまだに健在なのがうれしい。

グーグルドライブはこちらから

でも、スキーブームが去ってしまうとスキー場自体の存続すらできなくなる。
冒頭の乳頭スキー場だって、平成19年に廃止されてしまいました。

このスキー場、温泉保養地の国民休暇村にあった施設です。
十和田八幡平国立公園の山岳地域ですから、降雪量は豊富です。

滑走期間も長くて、ゲレンデマップによれば五月上旬までとありました。
緩斜面のスロープですし、雪質もザラメ状でかなり重たくなっています。

と言うわけで、こういうところは、のんびりと滑って春スキーを楽しむ場所です。
残念、今や閉鎖されてしまったわけですが、後は名湯の温泉三昧で再訪を考えてもいいかなと思う次第です。

 
おまけ:
東北限定発行でした
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