2014年2月2日日曜日

急斜面を登る圧雪車が有名 - 名寄ピヤシリスキー場 (北海道・道北)



やっぱり、FIS公認なのがウリなんですね。
北緯44度に位置するスキー場ですから、アスピリンスノーですよ。

ダイヤモンドダストなんて、ごく普通でしょう。
氷点下30度ともなれば、大きな光の柱のサンピラー現象(太陽柱)も当たり前です。

実は、自分の生まれ故郷は、ここ名寄なんです。
ただ、四歳で父親の次の任地、北見に移り住んでしまいました。

だから、名寄の記憶はほとんど残っておりません。
ですが、ここを離れた後も、ピヤシリの名前だけは良く耳にしました。

だって、ピャシリには、ジャンプ台の立派なシャンツェがありますもの。
そしてて、スキージャンプ競技のシーズン開幕戦は、決まってここで開催されます。

道産子にとって、ウインタースポーツの話題は身近です。
だから、ピヤシリって名前にピンと来る人は、たくさんいるわけです。

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でも、パンフレットはいまいちだなー。
FIS公認だから、ガッツに滑ろうっておねーチャンが風を切っていますよ。


でもさー、寒さが厳しいスキー場なのに、フェイスマスクもしないのかよ。
まあイメージだからよしとしておきましょうか。

このFISなんですが、国際スキー連盟の略称です。
この公認は、ダウンヒルの1.7キロのコースですが、すべりゃわかります。


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メインゲレンデなんか、広い割りに斜度がきつくてガンガン飛ばせます、
雪質もいいですから、晴れている日なんか最高の気分で降りてこられます。

それで、ここの雪上車がまたすごいんですね。
あの急な斜面を圧雪するのに、登りきるんです。

どこかのテレビ局で紹介していたんですが、ものすごい。
実際に、滑っていた日にも登ってきたのを見たんですが、驚きました。



ところで、道北地方の名寄なんですが、稲作ができません。
同じ北緯44度でも、日本海側の遠別町は最果ての米どころになっています。

一方、名寄は畑作・酪農がメインになります。
それだけ気候が厳しいのですが、ピヤシリ山にもそれが当てはまります。

標高千メーターにも満たないのですが、山頂付近がハイ松で覆われています。
そこは、森林限界ということになります。

本州で言いますと、北アルプスでは標高二千五百メーター近辺です。
つまり、それだけ緯度の高い分だけ寒冷で厳しい土地柄だということです。

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というわけで、名寄を再訪できたのは、三十年以上過ぎてからでした。
しかも、スキーヤーにとってはあこがれのアスピリンスノーでです。

大満足で、ピヤシリスキー場の滑走を満喫しました。


おまけ
パンフレットの中身開き
2ページ
3ページ
裏表紙



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