2014年3月18日火曜日

旧国鉄時代の日帰りパック - カムイスキーリンクス (北海道・道北)

昭和61年12月30日滑走

団体リフト券だったのには、理由があります。
札幌から往復列車の日帰りパックを利用しました。

当時、JRの移行前で国鉄時代のスキー企画です。
一日リフト券と乗車券がセットになっていました。

たぶん、八千円くらいだったのではないでしょうか。
札幌からは特急の自由席が利用できました。

一時間半も掛からずに深川駅に到着して下車します。
そこからスキー場までは、シャトルバスに乗りました。

日付から見ますと年末ですので、帰省していたはずです。
あの頃、母が亡くなって久しく父親が一人暮らしでした。

自分は東京に就職していたので、まず空路で戻りました。
ただ、帰って自宅にいてもすることがありません。

男親なんて、さしたる話題に花が咲きようもないのです。
それでも、正月三箇日は親父と一緒に過ごすつもりでした。

未だ日もあるから、自分のために時間を使おうか。
そんな気持ちで出かけたんだと思います。

一方、内地には懐かしいシュプール号もありました。
あちらは、夜列車がメインで鈍行ののんびり旅です。

グーグルドライブはこちらから

今なら、上越のガーラ湯沢へ新幹線で日帰りできます。
時代はどんどん便利になっていくものです。

さて、このスキー場、国設神居スキー場が前身でした。
第五リフトだけで、中心ゲレンデからかなり離れています。

実に、ポツンとしていて奇妙なレイアウトです。
これも、ゴンドラでご一緒したスキー客が教えてくれました。

だから、新たに開発し直したといったほうが正しい。
それだけ、神居山の山容がゲレンデに向いていたのでしょう。

というわけで、スキーヤーなら旭川と言えばここです。
ラーメンに旭山動物園だけじゃない、そんな風に思うのでした。


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