道路の向かいには、内装工事会社がありまして、そこの電子柱で見かけました。
例年、夏が来て丸いオレンジの果実を付けますが、ホオズキによく似ています。
堅いアスファルト敷きの歩道と電子柱の割れ目から、良くそそり出ていますな。
地上部から、下に用土が潜んでいるのでしょうが、良く芽を出したと思います。
邪魔なのかな、町内会の草刈り作業で刈り取られても翌年は顔をのぞかせます。
そして、夏の季節になると、あの赤い玉をぶら下げて来ては人目を引き付ける。
この季節、この歩道を歩いていて、赤い玉のせいでよく目につく低木なのです。
何の植物かは分かりませんが、脇の路地に入った理髪店の鉢にも赤い玉が付く。
多分、この鉢の玉から出た種子が、電信柱の割れ目に落ちて芽生えたようです。
上さんも気が付いていましたが、グーグルの画像検索で探せるのだと言います。
なので、この間、スマホで撮影してきてその写真をアップしてググらせました。
すると、さすがのグーグルさん、検索した結果は、植物が”タマサンゴ”と判明。
別名、リュウノタマ、フユサンゴと言うのだそうですが、ナス科の常緑低木だ。
南米産ですが、日本へは明治中期に観賞植物として持ち込まれて広まりました。
暖地の一部では野生化しており、この電信柱から逞しく生きる株もそうだろう。
ただ、この果実は全く食べられず、ナス科植物特有の有毒な成分があるのです。
一方、ジャガイモの芽や皮などで緑色に変色した部分にも多く含まれて危険だ。
このために、誤って調理したら、”嘔吐”や”吐き気”、”下痢”などの食中毒発生。
つまり、野菜ですら危険な場合もある分けで、これでは鑑賞するだけでしょう。
というわけで、某ブロガーさんは、スキマ植物として路傍に生きると表現です。
要するに、丈夫で乾燥に強く高温で発芽する性質がアスファルトの割れ目からも芽を出して踏まれもせずに根強く生き残ったとも言えて、他方、あの赤い玉もアスファルト路面をコロコロと転がって種子を散布したのかもしれず、だとすれば、近所の理髪店から転がって到達したと思えば、むべなるかなと断じてしまった自分なのでした。


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