今日のドライブで最初の訪問は、太平洋炭鉱の展示館だった。すでに閉山した炭鉱なのだが、先進的な採炭技術を維持するために、諸外国の研修生を受け入れて、採炭しているとのこと。海底下の炭鉱地層は、単層が緩やかな傾斜で掘りやすく、資源は枯渇していない。残念だが、輸入したほうが安いからなのだ。受付で外国人研修生の受け入れを聞いたら、中国、ベトナム、インドネシアからだそうで、ベトナムの人が研修中だった。
太平洋炭鉱の展示館で、入り口の脇にハイマツが植えられていた。庭木として移植したのだろうが、高山地帯で見かける樹木が、涼しい釧路では平地でも自生できてしまうのに驚く。いかに、かの地が冷涼なのか、分かってしまった。ちなみに、日本におけるハイマツの分布の南限は、南アルプス(赤石山脈)南部にある光岳(てかりだけ)周辺(静岡県・長野県境)なのだそうだ。
太平洋炭鉱の展示館には、模擬坑道がしつらえていて、実際に中に入って設備をみているかのように、錯覚を覚えてしまう。見学する価値は、本当にあると思う。因みに、現在、採掘している石炭は、釧路市から太平洋の沖合に向かって傾斜して賦存する海底下の新生代古第三紀の炭層で、発熱量が約6,100kcal/kg、硫黄分が0.2〜0.3%と少ない、低公害炭として電力を中心に幅広く利用されている。














