植物鉢の引っ越しで、つる草の茎を刈り取ったウマノスズクサが、大復活です。
マンションの大規模修繕工事で、植物鉢は、バルコニーから疎開していました。
もちろん、つる草なので、疎開先も園芸ネットを張ってつるを這わせています。
それが、この間、バルコニーの修繕が終了して鉢を元に戻せと、お達しなのだ。
結果、園芸ネットも撤収するので、這っていた茎を刈り取らないといけません。
泣く泣く根元から刈り取ってしまった鉢もあって、少し残酷な気もしてきたな。
それでも、絡みの少ない茎は、元に戻しても成長に期待してできるだけ残した。
戻ってきた鉢も、当初、バルコニーの床に据えた手製すのこに仮置きしました。
一週間ぐらい何も変化はありませんでしたが、やがて芽らしきものが出始めた。
こうなると、また伸びだすのではないかと思って観察すると、弦の成長が早い。
ぐんぐん伸びだして、その内、気ままに弦が床を這いだして、対処が必要です。
こうなると、園芸ネットを天井まで張ってつるを這わせることに考えてみよう。
バルコニーは半日蔭な時間が長いのですが、西日がよく当たる場所も一応ある。
エアコンの室外機の空いてある場所がそうで、日が当たれば植物向きなのです。
だから、この室外機の上に鉢を乗せようと考えますが、意外と狭いので一工夫。
天板の上は、多少の重量のある鉢を乗せても大丈夫なので、場所を広げたいな。
これには何が良いかと思案しましたが、すのこを用いて敷くのが適当でしょう。
以前、百均でミニすのこを買ったことがありますが、現在も売られているのか。
ネット探すと、セリアではまだ販売中らしく、早速、ショッピングに出かける。
見つけたのは三種類で、天板に載せるには、桐材の正方形に近いタイプだろう。
二つ並べると天板全体をカバーできるので求めましたが、問題は脚をつける事。
室外機と壁に十センチの隙間があり、ここまで占めてすのこを置くと不安定だ。
隙間の部分へ、鉢の重心があるとすれば、鉢がひっくり返って落としかねない。
とすれば、この隙間にすのこを支える脚をつけて、重心を支えねばなりません。
詳細は省きますが、DIY用の角材を別途求めて、足を作ってすのこに固定した。
すのこ一つに二本の脚をつけて設置すると、掌で強く押しても安定しています。
というわけで、改作したすのこを設けて、速攻でウマノスズクサのお引越しだ。
ここに園芸ネットを張って、引っ越した鉢から伸びたつるを、ていねいに這わせていきましたが、翌日観察してみると、なんだか生気を取り戻したような気がして、こらから秋に向けてもっと成長してくれるのだなと、実感したのでした。