令和八年、東京での桜の開花は、予想日の3月19日より早めに咲き出しました。
五日も早かったのですが、それよりも前に咲き出した木々が多かったようです。
そして、気象庁が発表した満開日は、四月を迎えずに三月末になってしまった。
ところが、この間、天候が不順で雨模様の日も多く、花見にも出かけられない。
家の中でごろごろする日々だったのですが、テレビではついに満開のニュース。
ようやく、四月二日、午後から晴れたので、いたち川の桜並木に出かけました。
その時に撮影したのが冒頭の写真なのですが、大きな古木は美しく咲いていた。
だけど、整備された土手に生えていた桜並木が、見当たらずに期待外れでした。
ただ、土手の両岸を歩いて分かったのは。片方の土手の桜が切り倒されていた。
代わりに植え替えでもされたのでしょう、高さが数メーターの若い樹木がある。
久しぶりに見に来たせいか、土手道に沿って咲き誇った桜が見当たらず寂しい。
しかも、花も散り終わった後で、花壇の木々も、若葉が薄く柔らかい弱弱しい。
まあ、桜の若木が見栄えのする樹勢になるまで、絶対に数年はかかるだろうな。
その一方で、古木の咲き方を見ていると、満開でも花のつき方が余り良くない。
ニュースでも解説していましたが、満開になっても花がすべて咲かないらしい。
花数が少ないとか、散り始めが早いとか、そのような異変が報告されていたの。
その主な原因は、温暖化で寒い時期が短くなって桜の眠りが覚めない現象です。
つまり、冬の寒さで熟睡しないと桜も咲かないのだそうで、休眠打破が必要だ。
一方、気象予報会社は、気象データを基に2100年のサクラの開花を予想した。
温暖化の進行で満開が遅れるだけでなく、サクラの開花しない地域も出るとか。
というわけで、気候変動が原因で、桜の咲かない春がやって来るのが恐ろしい。
実は、この休眠打破の必要な樹木は、バラ科の木々で、リンゴ、ナシ、モモ、ウメ、アンズ、ブドウ、クルミ、クリ等が当てはまるのですが、これらに果実が付かないとなると、日本人は味わうこともできなくなってしまい、日本の味覚が何ともつまらないことになると恐れてしまうのでした。







