竹林と言えば、鎌倉近辺に住まいすると報国寺の竹林を思い出すのが普通です。
サラリーマン時代、来日したお客さんを観光で案内するお決まりルートでした。
ビジネスは海外営業だから、現地から代理店の頼みでツアーコンダクターだよ。
自由に海外渡航できないような国から来日するので、精一杯楽しんでもらおう。
代理店からも、そのようなお願いをされることも多く、気張って案内するのだ。
特に、このお寺の竹林は、神秘的な雰囲気も漂って、カフェでお茶を一服する。
そんな思い出のある竹林ですが、京都にも”竹林の小径”という観光地があるな。
ただ、自分がこの場所を知ったのは、悪質な落書き被害のニュースからでした。
犯人は外国人らしく、そういった観光客の多い嵐山ですから、仕方がないかな。
レベルの低い人間がうじゃうじゃ来日するらしく、モラルの要求は到底無理か。
それで、観光資源として景観の保護が重要なのですが、最悪は伐採しかないな。
でも間引いて伐採すると、竹林がスカスカになってしまい、観光価値の消滅だ。
そうなると、傷の浅い落書きは紙やすりで表面を削ったり、テープを張るとか。
それもできないほど傷が深いと、切ってしまうようで、数は三百五十本らしい。
まあ、毛唐は来なきゃいいのにさ、とつい軽口を叩いてしまいたくなりますな。
どっこい、日本人だって、イタリアの大聖堂に落書きした事件を起こしている。
それが女子大生だっていうのだから、教育レベルが知れてしまいそうな話です。
されほど事例は多くはなさそうですが、日本人の恥なんだからやめてほしいな。
こんなに痛めつけられた竹林を見てしまうと、次の拝観先でも気が滅入ります。
ところが、天龍寺の曹源池庭園を見ていると世界遺産だけあって気が落ち着く。
室町時代の高僧、夢窓疎石(むそうそせき)が作庭したもので、特別名勝だな。
ただ、ここでも外国人観光客が有象無象で、人間を見に来た分けでもないのだ。
とうわけで、嵐山は大型バスの駐車場が完備していて、ツアー客もわんさかだ。
四泊五日で五案円という激安日本ツアーでやってきた志那人でごった返しており、天龍寺でも多数見かけましたが、一方で不思議と漢字の落書きは見受けられなかったのであり、多分、ツアー日程に竹林散策は入っていなかったのだろうとも思ったのでした。









