2025年3月29日土曜日

台湾では、最も祀られている神様らしく、長い白いひげを持ち、やさしそうに笑っているおじいちゃんの姿なんだとか ー 鯉魚山「水尾福徳宮」(台湾)

       
上さんのマンションは、新北市に所在しますが、台北市とは目と鼻の先でした。
その境界には蛇行する景美川が流れており、河川敷が美しく整備されています。

高層階の部屋から近辺を見下ろした景色を眺めるのですが、一つ気づきました。
それは、蛇行する河川が囲むように、小高いこんもりした森が残されているな。

その周辺は既に住宅開発がされていて、低層のマンションが立ち並んでいます。
高くてもせいぜい十階くらいでしょうか、茂みの残る丘は見通せて意外に高い。

グーグルマップで調べてみると、土地公と説明しており、お社もありそうです。
それで、面白いので朝早く起きた日に、上さんと一緒に散歩がてら歩きました。

最初、向こうへ行くのに人道橋があると思いましたが、勘違いだったようです。
見間違えていたのは、高い堤防へ降りる階段のようで、少し遠回りをしました。

大きな道路橋を渡ってぶらり散策しますが、堤防の下はサイクリング道路です。
堤防自体は歩道で、河川敷は運動広場と、意外に設備がしっかりしていたんだ。

                                             
             
住民も健康目的で散歩していましたが、運動広場のどん詰まりには野犬の群れ。
夜中に寝ていて、野犬の吠える声が聞こえたのも、ここからだと分かりました。

それで、蛇行する川に沿った高い堤防を少し歩いて、そこを降りる道に入った。
ほどなくしてすぐの所に、福徳宮という看板のある階段の取り付きに入ります。

その先に中国風お宮があって誰かの世話なのか、お線香がともされていました。
由来の詳しい看板書は漢文なので分かりませんが、三人の世話人も書いてある。

だから、地元の人が大事に世話をしている土地神さまなのだと一目瞭然でした。
それで、複数体の安置された神様は小柄で、昔は小さな廟だったのでしょうか。

何せ康熙帝とか乾隆帝の文字も読めたので、建立はかなり遡れると思いました。
上さんの話だと、道路の拡幅工事から、別の場所からここに合祀したようです。

そのため、お宮の建物も立派なにあり、散歩がてらのお参りは気持ちが良いな。
というわけで、この廟には土地への愛着と恩恵への敬意を表す連句があります。

「土地は各家庭を豊かにし、地は金を産み、各家庭は繁栄する」、「土地は皆の利益となり、土地にいる者は皆安泰」と書いてあるのだそうで、そういうことであるのなら、短期間でも年に二回はここで寝泊まりをしますから、家内も旅の安全も見守ってもらおうと思うのであれば、ここへお参りに来るのは当然だなと思ったのでした。



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2025年3月27日木曜日

B級グルメのお店でも日本語の説明があると、日本人客の説明もそれなりによいから、買いやすいと思うよ ー 胡椒餅・葱焼餅(台湾)

    
台北でこれから暮らそうと思っているマンションは、上さんの名義らしいです。
というか、お父さんが娘の結婚にでもと考えて、購入しておいたくれた投資ね。

結局、上さんは自分との結婚で海外に暮らすことになって、当てが外れました。
このため、他人に賃貸してみたり、大陸の親戚が泊まりに来ていたみたいです。

だから、空き家になる時期もありましたが、七八年前に泊まった記憶があるな。
家の中はがらんどうで何もなくて、寝袋を日本から携行してキャンプ生活同然。

その時は、実家から使わない電磁調理器や、カセットコンロも持ち運びました。
ガスの契約も停止して再開していないから、給湯器が使えずシャワーが厳しい。

台湾でも十一月になると、水道の水も冷たくなって来て、風邪を引きそうです。
結局、ヤカンでお湯を沸かしておいて、大きなバケツの水に薄めてぬるま湯だ。

これで行水をすることになりましたが、今回もこの方法で水浴びをしています。
まあ、三月の肌寒い時期でも何とかなりそうな雰囲気で、当面は行水で我慢だ。

少しわびしい不便な生活になりそうでも、それも一二ヶ月の滞在に過ぎません。
まあ、住めば都とでも思い直して、この台北で楽しく暮らすことにしましょう。

それで、毎日、朝ご飯を買いに近所へ出かけますが、これが台湾の日常生活だ。
共稼ぎの家庭も多いので、朝食を出す食堂で食べたりテイクアウトしたりする。

そんな台湾の食卓に欠かせないのが、ご当地ソウルフードの葱焼餅なのでした。
上さんの義理の姉さんが、先んじて近所に市場があるのを見つけてくれた分け。

このご当地パンは、市場があると必ずお店が見つかるほどに、欠かせませんわ。
実際に出かけてみたら、おいしそうな葱焼餅の店を発見することができました。

     
後は、もう一つのソウルフード、胡椒餅のお店だけどお店が意外に少ないんだ。
マンションからは、十分以上も歩きますが、ネットの紹介だから出かけようか。

最近は、朝ごはんでも、サンドイッチ等パン食の店が若者向けに増えています。
一方、胡椒餅は、家に持ち帰って食べるのがほとんどで、おやつ程度なのかな。

というわけで、台湾の人は、食事を外で済ませる安近短の生活かもしれません。
一方、葱餅にしても、調理方法で葱焼餅、葱油餅、葱抓餅の三種類があるようで、中でも葱焼餅は、自分の一番の大好物なのだと、今回の台北滞在で分かってうれしくなってしまった自分なのでした。

こちらは、超有名なお店でおいしい



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2025年3月25日火曜日

大ヒット漫画『鬼滅の刃』でも、主人公・竈門炭治郎の家が代々受け継ぐ厄払いの舞、「ヒノカミ神楽」が登場するな ー お神楽甲子園(島根県・広島県)

       
久しく会わずにいた知人を訪ねつつ、鳥取の米子から島根県を旅してみました。
もっとも、大山スキー場で滑りたいという気持ちから、敢えて冬に決行したの。

まあ、今シーズンの寒波は強烈で、比較的雪の少ない日本でもゲレンデは完璧。
毎日、スキー場をとっかえひっかえ滑り歩いたのですが、当然泊まり歩きます。

途中、島根県に入ってから浜田市で二泊しましたが、興味の湧いたものがある。
それは、ホテルのロビーで放映中だったビデオで、石見神楽を紹介したものだ。

特にヤマタノオロチを退治するお話は、迫力が物凄くあって見とれてしまった。
残念ながら冬季は上演がないのですが、春から秋は毎週末に公演されるらしい。

まあ、迫力を視聴したいと思いましたが、代わりにホテルの部屋で動画漁りだ。
そうすると、結構な数の動画が検索されてきて、色々なお神楽を視聴しました。

中には、例年、広島県安芸高田市で催されるお神楽甲子園の動画も素晴らしい。
だって、日本全国の高校で伝統芸能を部活動するクラブが競い合っているから。

        
ただ、広島の開催地なので出演校はやや片寄りますが、一方で岩手県の参加だ。
この県には、伝統芸能として多くのお神楽が各地で伝承されているからだろう。

特に、花巻市の大迫地区には、ユネスコ遺産になった早池峰神楽も存在するな。
他に、神楽ではありませんが、風流念仏踊りの鬼剣舞も高校の部活にあります。

こうして、帰宅してからも、時々、こういったお神楽を楽しんで視聴しました。
まあ、例年、開催されているので高校野球と同じく、甲子園になぞらえるのだ。

ウイキの紹介した大会を数えると、甲子園は五十くらいはありそうな気がする。
というわけで、こういった甲子園を最初に視たのがフラガールズ甲子園だった。

NHKのEテレで放映されたのですが、特に男性部員を交えた福島県立勿来工業高校の自由課題のダンスが記憶に残っていて、あれだけ立派に踊れるのであれば、お神楽にしても、おひねりでも投げてつい見てみたくなってしまうほどだったのでした。



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2025年3月23日日曜日

一年の三分の一を暮らす予定にしているので、住処の下見に台北まで出かけたのでござる ー チャイナエアライン(海外)

        
久しぶりの海外渡航なのですが、台湾の台北に向かう機内でタイプしています。
もう間もなくリタイアするから、老後はどんな生活を送ろうか考えてきました。

まあ、かみさんの実家は台北にあるので、時々はそこで暮らすのも悪くない。
と思い立って、上さんのお父さんが買っておいたマンションに行ってみますわ。

以前、お試しで泊まったことはありますが、その後は他人に貸していました。
たまたま、引き払った後で空いているから、ホテル代わりにさせてもらったの。

それから、賃貸することもなかったので、空き家同然に住むことになるだろう。
まあ、台湾に行くのなら、日本のちょっと先にある外地程度にしか思いません。

言葉は違いますが、短期間の滞在だったら気分転換にもなるからいいだろう。
花粉症のひどい季節は避難してみるとか、寒くなったら暖かい方へ移動とか。

それに、夏の熱い時期だけは、北海道でアパートを借りるのも悪くないとか。
そうなると、日台道の三拠点生活になってしまうのですが、面白そうだなあ。

それで、滞在するマンションは、地下鉄駅からそばの交通至便な場所なのよ。
新北市は、人口四百万人の大都会ですが、台北市を取り囲んでいる変な市域。

目と鼻の先で川を渡ると台北市ですが、狭い市域で人口ニ百五十万と少ない。
つまり、台北市内で仕事をしても、新北市に帰宅するという人が普通ですな。

ところで、上さんが親の助けで買った時、地下鉄の通る都市計画だけでした。
台北の街中まではバス通勤するしかなくて、将来を見越した投資だった分け。

まあ、今回は、取り敢えず、マンションの様子を改めて確認することにした。
本当にリタイアしてから、何をするかゆっくり考えていくことにしましょう。

というわけで、短くとも機内で思ったりしたことをつらつら書いてみました。
ところで、上さんが食べた一週間前の機内食メニューと自分のが全く同じで、変わり映えもしていなくて、台湾までの滞空時間にしても北海道の千歳から沖縄の那覇へ飛ぶようなもので、パスポートが必要かどうかぐらいのものだろうと思ったのでした。

注:実際に搭乗したのは、3月13日の事でした。



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