2026年3月28日土曜日

北海道民にもあまり知られていない大仏様ですが、道産子は、一般的に特定の宗教に帰属意識を持たない人が多いらしい ー 薬師大仏(札幌大昌寺)

     
冬の候、亡き母の弔い上げをするため、札幌の菩提寺で法要を執り行いました。
暖冬気味と言えども未だ北海道は寒く、家内と私の二人だけの法事は寒々しい。

ですが、母が極楽浄土にいるのは、間違いなかろうと思って手を合わせました。
親族が同席しているわけでもなく、お経をあげてもらったら、あっけなく終了。

だから、折角の札幌滞在は楽しむべきと、翌日はスキーを楽しむ気でいました。
たまたま、札幌の同窓生が、藻岩山ゲレンデへ連れて行ってくれると言います。

そんな約束までして、来る直前、手術が決まって運動は控えろと医者のお達し。
なので、友人にはスキーのお誘いを断って、一日ブラブラするしかありません。

なので、前日レンタカーを予約したので、観光のできる名所を探してみました。
ただ、開拓が始まって百五十年と歴史の浅い土地ゆえ、由緒の寺社はないあな。

それでも、最近は外国人旅行客がインスタ映えする頭大仏を訪ねているらしい。
だからと思って、札幌の大仏をググってみると、大昌寺の薬師大仏を見つけた。

平成21年に建立されましたが、高さ約14メートル、重さ25トンとご立派だ。
鎌倉の大仏様と同じで、大仏殿はなくて野ざらしなのですが、居住まいは堂々。

これはと思って先ず参拝することにして、この後は例の頭大仏も行きましょう。
こうして、連チャンで札幌にある大仏にお参りしてきましたが、手術前だしな。

先ず、薬師大仏様には、お線香とロウソクを上げて、無事な手術を祈りました。
次に、滝野霊園にある頭大仏様にも、お線香を上げたのですが、場所が悪いな。

          
        
参拝する経路の片隅に置かれていて、誰もが見過ごして暇いそうなのが不憫だ。
まあ、我々の所作を見たのか、タイからの観光客も見つけて、寄った来ました。

タンブン(お布施)とかいって、線香を上げていましたが、さすが仏教徒です。
中国からのツアー客がいなくて、タイのツアー客だけだったのが興味を引いた。

中国みたいな宗教を信じない共産主義国家の国民には、価値など二束三文かな。
というわけで、頭大仏の施設には、モアイ像までもが立っていて、新観光名所。

雪の中に大仏様を眺めるという趣向は、何かしら新しいものでして、奈良や鎌倉で大仏を見るのと違って、凍てつく大地の中でも万物をやさしく包み込んでくれ売る大仏様のお姿には、何か厳かなものを感じるのでした。



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