2022年3月7日月曜日

最近は、気象庁が御嶽山の噴火警戒レベルを2まで引き上げたので、少し心配ですが、もう一度行きたくなるゲレンデだよ ー 御嶽スキー場(長野県・木曽) 

平成15年3月20日滑走
    
このスキー場のある王滝村は、自分なりに自然科学の分野で知っておりました。
なぜなら、御嶽山があるばかりではなくて、群発地震が発生していたからです。

高校生の頃だったかと思いますが、震度がそれほど強くなくとも多発しました。
なので、なぜこの群発地震が起きるのか、そのメカニズムに興味を持った分け。

これ以前には、五年半も続いた松代群発地震がありましたが、同じ長野県です。
違いは、この自治体が火山の山麓にあるという点ですが、実際に噴火しました。

そして、この噴火をもって地震も収束していったのですが、それが原因なのか。
いや、この村にはダムがいくつか存在し、ダム湖の誘発自体が疑われたのです。

輪をかけて昭和59年の地震では、土砂崩れで川がせき止められてしまいました。

群発地震が収まってから数年後なのですが、人造でない自然湖ができあがった。
こうして、自治体だけが印象に残り、ゲレンデの存在は後になって知りました。

PDF閲覧はここから
    
実際に滑走した当日は、新和木曽駒高原を滑り終わってのハシゴスキーなんだ。
車で移動しましたが、一時間ちょっとでついてしまって、それほど遠くないな。

ただ、ダム湖から駐車場まで走ると、物凄い高度差があったのを覚えています。
それもそのはず、スキー場の山頂駅近くまで登ってしまったのが分かりました。

トップは、標高2,240mで、それから最長で約7キロを滑走できるロングラン。
コースの標高も高くて雪質も良好だし、当時は五月連休まで滑走ができました。

今シーズンは、4月17日まで営業のようですが、本州でも滑走期間の長い場所。
一日券を買って麓まで滑って降りて行ってから、ゴンドラに乗るのが面白いな。

こんなスキー場もあるのだと思いつつ、ダイナミックに滑走を楽しんだ思い出。
今では、国道361号線の権兵衛トンネルも開通して、中央高速から近くなった。

なので、志賀高原に行くよりも、ここで滑る価値は同等かそれ以上だと思うね。
というわけで、村の名は、平安時代に後白河法皇から”王”の字を賜ったからだ。

法皇が急病になられたとき、近侍の人々は病気平療を御嶽山に祈願された結果、全快されたとありまして、さすが霊峰、御嶽山の麓の自治体のことだけはあるなと思ったのでした。 



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2022年3月5日土曜日

ピアノを弾かずに作曲しながら、どうやって大掛かりな楽器編成や、色彩的な管弦楽の手法となる音楽を編み出したのだろうか ー ヘクトル・ベルリオーズ(作曲家)

   
ディズニーのアニメ、『おしゃれキャット』に登場する子ネコたちがかわいい。
パリに住む大金持ちの貴婦人、ボンファミーユ婦人が飼っている設定なんだな。

左のネコちゃんは、ベルリオーズと言って、作曲家ベルリオーズと同じ名前ね。
名前のとおり音楽家になることを目指していて、右のトゥルーズは画家が目標。

それで、ベルリオーズは、フランスロマン派の巨頭で”幻想交響曲”が有名です。
気になったのは、ピアノがほとんど弾けないので、ギターで作曲したんだって。

なのに、かの高名なパリ音楽院に入学できたので音楽の才能があったのだろう。
最初は、親が医者だったので家業を継ぐべく、医科大学へ入学したのは秀才だ。

だから、勉強一辺倒で音楽は趣味に過ぎず、ギターを弾き始めたのは15歳から。
それでも、学習するのは慣れていたのか、和声の音楽理論も独習していました。

若き日のベルリオーズ
    
つまり、ご本人は、音楽好きのあまりに作曲家の道を歩んでしまったという事。
要するに、非常に耳が良くて、ピアノで音を鳴らさなくても音をイメージした。

だから、ピアノが弾けないのに作曲できたのは驚きで他の作曲家もそうなのか。
先ず、ベルリオーズに似たような人物は、ロシアのリムスキーコルサコフだな。

ピアノは15歳まで習ったことがなく、その代わり、軍楽の管楽器を知っていた。
元々は軍人一家で海軍兵学校に通いましたが、同時に音楽も研鑽していました。

これは、医者と軍人の違いだけで、地頭の良い家庭の出身だったからだろうな。
両者とも、後世に多大な影響を与えた管弦楽法の著作を残したのが、興味深い。

頭の中で、音を理論的にまとめ上げて作曲できるような秀才だったのでしょう。
他方、人前で演奏できるほどに上手ではなかった作曲家は、意外に多いのです。

先ず、交響曲「新世界」で有名なドヴォルザークは、ビオラ演奏が下手だった。
このため、楽団仲間からいじめられたようですが、ワーグナーも負けていない。

音楽一家の出身なのに、親が楽器を熟達させる気がなくて独習のような雰囲気。
しかも、初期の作品には、正規の音楽教育を受けていない印象があるのだそう。

それを補ったのが本人の哲学への造詣で、それがあのような楽劇を生み出した。
だから、ピアノが上手だから、名作を後世に残す作曲家になれる分けでもない。

というわけで、日本の作曲家”すぎやまこういち”氏も、ピアノは弾けなかった。
音大志望だったのを諦めて、東京大学理科II類に進学したというのは、やはり地頭の良い秀才に違いなく、音を頭の中でイメージしながら作曲できたのではないかと思うし、やはりベルリオーズやリムスキーコルサコフのような人であればこそ、後世に名を遺せる作曲家になれたのであろうとも思ったのでした。



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2022年3月3日木曜日

五才年上の姉と一緒に、白黒テレビで楽しく見ていた幼い頃を、なぜか思い出したゲレンデ ー 新和木曽駒高原スキー場(長野県・南信)

    
小学校三年生だったかなあ、”ちびっ子怪獣ヤダモン”のアニメが楽しみでした。
当時は札幌に住んでいましたが、毎週、日曜日の午前中に放送されていました。

いま改めてウイキで調べますと、月曜日の夜七時からゴールデンタイムの放送。
おそらく、当時の北海道はフジテレビ系列の局もなくて時間が変則なのでした。

それで、毎週、必ず見ていましたが、半年ぐらいの放送で唐突に終わりました。
最初からその予定だったようですが、突然に居候していた家の友達とさよなら。

”ヤダモン、いなくなっちゃった”みたいな終わり方で、なぜか寂しかったんだ。
ソフビの人形も買ったぐらいで結構大事にしていましたが、驚いたことが一つ。

先ず、漫画を描いていたのが永井豪で、後年、ハレンチ学園で有名な漫画家だ。
実際、ヤダモンにも”ひげゴジラ”が登場していて、ハレンチ学園でも再登場ね。

   
使い回していたのかと思いましたが、アニメは原作者が違うので子供向けです。
特にヤダモンの可愛らしさだけが記憶に残っていましたが、後年、思い出した。

それは、このスキー場のゲレンデマスコットが怪獣だったからで、似ています。
ヤダモンみたいだと思いだしまして、一度は滑りに行ってみたいと思い始める。

ただ、長野県でも木曽地方のゲレンデで、かなり遠くてチャンスがありません。
ようやく滑ることができたのが平成15年で、それから閉鎖迄は間もなくでした。

滑った日は、客が数人しかいなくて、ゲレンデに大きく鳴り渡るのはBGMだけ。
何やら寂しさが募るだけで、二時間も滑っていたら一日券の元も取れてしまう。

ただ、リピート客が目当てだったのか、シールプレゼントとかサービスも良い。
パンフレットも入手しましたので、ここに永久保存版として紹介しておきます。

平成15年3月20日滑走

リフト券は、当時流行りのICチケットで、デポジット千円でも返却しなかった。
こうして、手元に残ったICチケットは分厚くて、今だったらもっと薄いだろう。

というわけで、ゲレンデは滑走距離もそう長くはなく、横にやや広がる印象だ。
木曽地方は内陸ですから天然の雪も少ないので、スノーマシンをフル稼働して積雪を補っている作られたバーンが堅いという印象だけが、強く焼き付いてしまったゲレンデなのでした。



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2022年3月1日火曜日

挿し芽は成功でも、根の成長が緩慢だから来春の発芽が心配で、色々と気苦労する植物だと言えるな ー オオバウマノスズクサなど(植え替え)

      
最近は暖冬傾向が強くて、今年が平年並みの冬でも、厳しい寒さと感じますね。
なので、ベランダのガーデニングをしたくても、寒いのでつい億劫になります。

春になって植物の生育の活性が高まる前に、鉢の植え替えはどうしても必要だ。
寒いのに事欠いてやる気が起きなかったのですが、何とかローズマリーに着手。

挿し芽の三株を八号鉢から十号鉢に植え直したら、細かい根がごちゃごちゃだ。
絡みついていたので慎重にほぐしつつ、株それぞれに根を選り分けてみました。

地中の根は成長していましたが、地上部はそれほど成長が見られず心配な分け。
でも、あれぐらい根がもじゃもじゃしていれば、春になると成長は確かだろう。

他にウマノスズクサも挿し芽をしましたが、新しい用土で植え替えてみました。
こちらは、冬季は地上部が枯れるので、慎重に根だけを掘り起こす作業なんだ。

かなり成長していましたが、根の直径が1~2ミリとかなりか細いのが気になる。
これで、春が来て芽吹いてくれるんだろうかと気をもみつつ、埋め直しました。

  
まあ、春まであと少しと言うところですが、残ったのはオオバウマノスズクサ。
挿し芽をした六株はそのままにしてあり、根の成長がどうしても気になります。

なので、冬の寒さが続くうちにと思い切って、こちらも植え替えを実施したの。
冒頭の写真が掘り起こした結果ですが、ウマノスズクサと同じように根が細い。

ちょっと不安でしたが、これ以上どうしようもなくて、新しい用土に埋め直し。
こちらとしては、ちゃんと芽吹いてくれろと、用土に金の黒汁を散水してみた。

この商品は、連作障害や生育促進に効果的な光合成細菌を含む菌体資材だそう。
時々撒いたら地上部はメネデールを霧吹きするなど、こまめにやって来ました。

霧吹きの作業も、地上部の葉が青いローズマリーとヘンルーダには、続行中だ。
それで、植え替え後の残土は、改良剤や苦土石灰などを混ぜ合わせて寝かせる。

鉢の買い置きもして、鉢を組み合わせながら改造して用土の増量もできたしな。
というわけで、これから春の種蒔きも含めて、ガーデニングの準備は進行中ね。

昨年秋に、知り合いからいただいた山野草の種子は、興味を引く種類で種まきが楽しみなのですが、ツルニンジンとオキナグサは三月、ヒオウギは四月とあるので、それに向かってその準備に余念のない自分がいるのでした。



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