時を合わせたのか、桜が満開になると、シャクナゲの花が咲き出すようです。
漢字では、”石楠花”や”石南花”になりますが、本来の読みは”しゃくなんげ”。
それが訛って、”しゃくなげ”になったといわれていますが、春を飾る花です。
石の間に生えて、南向きの地を好むことから、この花の名が付けられたとか。
この仲間で、小さなキバナシャクナゲも見ていますが、これは高山植物です。
八ヶ岳連峰にある阿弥陀岳(八合目)で、生息環境が厳しいのか樹高が低い。
まるで岩にへばりついたように咲いていて、これが同じ仲間とは思えません。
常緑広葉樹で寒冷地まで分布していますが、高山地帯でも越冬できるらしい。
街中で見かけるのは、高さ二~三メーターの低木で庭木でもよく見られます。
花の色もバリエーションがあるようですが、近所の花は赤く咲いていました。
ところで、シャクナゲより花の形が似ていても、やや小ぶりなのがツツジだ。
シャクナゲもツツジの仲間ですが、分類上ではツツジ科ツツジ属に属します。
ただ、シャクナゲは亜属に含まれ、別な”属”にするほどのグループではない。
まあ、一緒にできない理由もあってシャクナゲは枝先から固まって咲きます。
一方、ツツジは木の枝全体に咲くので、咲き方が違えば仲間は別なのだろう。
他方、サツキもありますが、ツツジよりも一か月遅れて、花が咲き出します。
他のツツジ類と比べると、花の形や樹の形状は、ほとんど相違がありません。
なので、花の咲く時期が異なるので、園芸品種として区分されているらしい。
なので、これらの点で、花の咲き方、花の大きさ、咲く時期の違いは大きい。
というわけで、ざっくり見た大きな種の括りとしてはツツジ科だということ。
しかも、ツツジ科の仲間を市区町村の花に指定している自治体は、全国に非常に多くて、それだけ人々に親しまれている分けで、”花木の女王”とも呼ばれて春を代表する華やかな花というのは、間違いないと思うのでした。

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