2026年7月10日金曜日

”五月雨の 降り残してや 光堂”、五月雨で朽ちていく中で、年月を経ても色あせずに美しいままだと、芭蕉が詠んだのもむべなるかな ー 中尊寺金色堂(岩手県)

                                 
突発的に仙台へ出かけることになりましたが、周辺も観光したいと考えました。
一番手軽なのは、松島に出向くことですが、十年ほど前に訪ねていたからなあ。

そういえば、若い頃に勤めていた部署の社員旅行で、平泉を訪ねた記憶がある。
一泊二日の旅行で岩手県は花巻の温泉ホテルに泊まって、翌日が中尊寺だった。

世界遺産に登録されたのは平成23年、この旅行は、それよりも前の話でした。
この寺院は、奥州藤原氏によって十二世紀に建立され、国宝の”金色堂”が有名。

もちろん、総金箔張りのお堂こそが、東日本随一の平安仏教美術の宝庫なんだ。
だからこそ、世界遺産になったのですが、社員旅行で詣でるとは高尚な企画だ。

それで、この時に見た金色堂の荘厳さは、未だに脳裏に残っているほどなんだ。
だから、仙台から行けるものなのかとググってみあたら、直通便のバスがある。

高速道で二時間未満で到着できるのなら、拝観する十分な時間は確保できそう。
しかも、仙台駅前にバス停があって、ホテルから歩いて行ける距離はラッキー。

こうして移動しましたら、お寺の表参道は本堂や金色堂まで数百メートルです。
月見坂と呼ばれる上り坂は、やや急でだらだらと続くので、えっちらこっちら。

途中、お守りのついた首輪をつけたキジトラ猫に出会いましたが、有名らしい。
本堂前の売店にいる”チビ太”というらしく、ググったら見つけてしまいました。

思わず、お参りしたのかいと声を掛けたほど、落ち着き払って歩いていたんだ。
しかし何と言っても、やはり金色堂がメインで、それ以外のお堂は地味だなあ。

モリアオガエル
記念写真
                                             
上さんは、折角来たのだからお参りしようというので、一つずつ参拝しました。
もちろん、金色堂は国宝ですが、経蔵、旧覆堂、能楽堂は、重要文化財なんだ。

なので、境内を巡りながら、歩き回ると二時間は十分にかかってしまいました。
他に、大きな宝物館の讃衡蔵は、国宝や重要文化財を収蔵・展示していたのだ。

そこには、金色堂の須弥壇を背景に記念写真の撮影できるパネルがありました。
金色堂は撮影禁止なので、ここを訪れたという記念の撮影ふができて良かった。

というわけで、峯薬師堂脇の池にモリアオガエルが鳴いて、生息していました。
寺男の男性から、ここにいるよと教えてもらったら、本当に葉の裏でじっとしているカエルさんがいて、ばっちり撮影させてもらいましたが、泡立てた白いメレンゲ状の卵塊も見られたりして、歴史ある自然の豊かさに満足した自分なのでした。



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