釧路に来て訪ねてみたかったのが、ここだった。それは十勝の大樹町で、少し遠出をする必要があったのだが、他にも落穂ひろいのように景勝地を巡ることにした。この町には生花苗(オイカマナイ)という地名があり、明治時代、十勝地方の開拓を先駆けた晩成社が、拓殖に着手した跡地だったのだ。そこを見学してみると、依田勉三の暮らした小屋に近い居宅が、復元されていた。見る限り、冬の寒さは辛く答えただろうと思わざるを得ない。しかし、生花苗は難読地名の一つだろう。
浦幌町は南北に長い自治体で、昆布刈石展望台はその南端に当たる。景観が素晴らしく、人気バンドMrs. GREEN APPLEの曲「Magic」のビデオのロケ地になったほどだ。この昆布の名がつく地名は、多くが北海道に特有で、アイヌ語に由来する。昆布森・昆布盛(こんぶもり)、昆布浜(こんぶはま)、昆布(こんぶ)などだ。
パラグライダーを楽しむグループがいた。場所は、昆布刈石海岸の海食崖、海風が崖を駆け上る時にできる上昇気流に、上手に乗って飛んでいるのだろう。ここでは。パラグライダー体験もできて、インストラクターと一緒に飛ぶタンデムフライトになっており、初心者でも安心だという。でも、上さんは怖がりだから、地に足のつかない行動など、絶対にご免被るだろう。
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