平成五年四月四日滑走 |
近くに、高速のインターチェンジがあったら、良かったのにと思うスキー場です。
穏当なアクセスですと、一般国道41号線を一時間ほど、運転を強いられます。
もっとも、これは中京方面からのアクセスで、関東からだと中央高速を走ります。
現在は、伊那から権兵衛トンネル越えにより、アクセスが劇的に改善されました。
ところが、それが開通する前は、塩尻から中仙道、木曽街道を経由したのです。
国道19号線から361号線を走るわけですが、延々と下道を走り続けます。
しかも、冬場は雪道を走る峠道もあるし、六時間の行程は、お勧めできません。
とどのつまり、関東方面から好き好んで出かける人は、少ないって言うことです。
それでも、めぼしい東日本のゲレンデを滑り終われば、未知数の岐阜県なのだ。
こうして、木曽方面のスキー場を滑り始めて、ここまで遠征が伸びてしまいました。
四月になれば、道路に雪も積もらないだろうし、スキー客もめっきり減るだろう。
要するに、焦って車を飛ばす必要もなく、春スキーで滑りに行くことにしました。
グーグルドライブはこちらから 表紙が素敵なパンフ |
まあ、ゲレンデ自体は国体コースになったほどで、それなりに充実しております。
北斜面の北山コースですが、春スキー当日、すでに閉鎖されていて残念でした。
後は、ダイヤモンドコースというメインゲレンデを、ガンガン滑りまくるのみですな。
ペアリフトの運転速度もかったるいくらいで、飽きもせずに降りては上るだけです。
このコース、FIS・SAJ公認なのらしいいですが、きつくなかったような印象もある。
もっとも、春スキーで雪も重たくて、スピードも出ずにちんたら滑っていただけか。
そんな印象ですが、コースレイアウトは全体的にまとまっていたような気もします。
個人的には、雪質のいい時期に、もう一度滑りたいと考えたゲレンデになりました。
でも、そんな好印象のスキー場も、アクセスの悪さから、平成18年でジエンド。
年間の利用客が、三万五千人までに落ち込んで、営業を続けることもできない。
こうして閉鎖されたのですが、まだ周辺一体は開発された別荘地が残っています。
しかも、スキー場の南側に位置するゴルフ場も、そのまま健在なのが面白いです。
結局、スキー場だけが行き倒れてしまったような印象がありまして、情けない。
それだけ、スキーブームの終焉は、アクセスに難のあるここを狙い撃ちしたのか。
そんな風に思いつつ、国体の開かれた良好なゲレンデが残せなかったのが悔しい。
もし、踏ん張って営業したら、スキー場の再生屋、マックアースさんが名乗ったかも。
そうすりゃ、シーズン中の営業も上向き、エリアの魅力が復活したかもしれません。
というわけで、ジッパーのフックから下げるリフト券のアイデアが、中々お洒落です。
リフト券の裏に、ぶら下げ方がちゃんと説明してあるのも面白くて、その通りにやればできるのですが、他方、券の表面には、ちゃんと防水テープも張ってあって工夫が行き届いており、スキー場自体の施設も悪くなかった印象があるだけに、今一度ゲレンデが復活できないのかなーとも思うのでした。
おまけ:
ジッパーからのぶら下げ方
クリックで拡大して見てね |
グーグルドライブはこちらから |
途中、日和田オケジッタスキー場を走り抜けていきますぞ、、、、
オケジッタはしくじったのか - 日和田高原オケジッタスキー場 (岐阜県)
シュールでなぞのオケジッタは、本当に地名だったのである - 日和田高原オケジ ッタスキー場(岐阜県、パンフ再自炊)
いいねと思ったら、二つポチっとね!
0 件のコメント:
コメントを投稿