2016年4月7日木曜日

東海北陸自動車道・高山清見道路からの、遠回りでもアクセスが紹介されているなんて - すずらん高原スキー場(岐阜県)

平成五年四月四日滑走

近くに、高速のインターチェンジがあったら、良かったのにと思うスキー場です。
穏当なアクセスですと、一般国道41号線を一時間ほど、運転を強いられます。

もっとも、これは中京方面からのアクセスで、関東からだと中央高速を走ります。
現在は、伊那から権兵衛トンネル越えにより、アクセスが劇的に改善されました。

ところが、それが開通する前は、塩尻から中仙道、木曽街道を経由したのです。
国道19号線から361号線を走るわけですが、延々と下道を走り続けます。

しかも、冬場は雪道を走る峠道もあるし、六時間の行程は、お勧めできません。
とどのつまり、関東方面から好き好んで出かける人は、少ないって言うことです。

それでも、めぼしい東日本のゲレンデを滑り終われば、未知数の岐阜県なのだ。
こうして、木曽方面のスキー場を滑り始めて、ここまで遠征が伸びてしまいました。

四月になれば、道路に雪も積もらないだろうし、スキー客もめっきり減るだろう。
要するに、焦って車を飛ばす必要もなく、春スキーで滑りに行くことにしました。

グーグルドライブはこちらから
表紙が素敵なパンフ

まあ、ゲレンデ自体は国体コースになったほどで、それなりに充実しております。
北斜面の北山コースですが、春スキー当日、すでに閉鎖されていて残念でした。

後は、ダイヤモンドコースというメインゲレンデを、ガンガン滑りまくるのみですな。
ペアリフトの運転速度もかったるいくらいで、飽きもせずに降りては上るだけです。

このコース、FIS・SAJ公認なのらしいいですが、きつくなかったような印象もある。
もっとも、春スキーで雪も重たくて、スピードも出ずにちんたら滑っていただけか。

そんな印象ですが、コースレイアウトは全体的にまとまっていたような気もします。
個人的には、雪質のいい時期に、もう一度滑りたいと考えたゲレンデになりました。

でも、そんな好印象のスキー場も、アクセスの悪さから、平成18年でジエンド
年間の利用客が、三万五千人までに落ち込んで、営業を続けることもできない。

こうして閉鎖されたのですが、まだ周辺一体は開発された別荘地が残っています。
しかも、スキー場の南側に位置するゴルフ場も、そのまま健在なのが面白いです。

結局、スキー場だけが行き倒れてしまったような印象がありまして、情けない。
それだけ、スキーブームの終焉は、アクセスに難のあるここを狙い撃ちしたのか。

そんな風に思いつつ、国体の開かれた良好なゲレンデが残せなかったのが悔しい。
もし、踏ん張って営業したら、スキー場の再生屋、マックアースさんが名乗ったかも。

そうすりゃ、シーズン中の営業も上向き、エリアの魅力が復活したかもしれません。
というわけで、ジッパーのフックから下げるリフト券のアイデアが、中々お洒落です。

リフト券の裏に、ぶら下げ方がちゃんと説明してあるのも面白くて、その通りにやればできるのですが、他方、券の表面には、ちゃんと防水テープも張ってあって工夫が行き届いており、スキー場自体の施設も悪くなかった印象があるだけに、今一度ゲレンデが復活できないのかなーとも思うのでした。


おまけ:
ジッパーからのぶら下げ方
クリックで拡大して見てね

グーグルドライブはこちらから

途中、日和田オケジッタスキー場を走り抜けていきますぞ、、、、

オケジッタはしくじったのか - 日和田高原オケジッタスキー場 (岐阜県)


シュールでなぞのオケジッタは、本当に地名だったのである - 日和田高原オケジ ッタスキー場(岐阜県、パンフ再自炊)



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