こういう時、都市部に住んで便利さを感じるもので徒歩で買い物を済ませます。
歩きながら、道端で花の咲いた野草を見つけますと、季節の移ろいも感じます。
今頃は、オレンジ色のナガミヒナゲシや、白のハルジオン、ヒメジョンあたり。
ハルジオンには薄いピンク色の花弁も混じり、それにタンポポも加わりますな。
でも、これらの雑草は、不名誉なことに日本の侵略的外来種ワースト100なの。
植物にとっては、人が勝手に持ち運んだ場所で繁殖しただけのことで有難迷惑。
自分的には、興味本位でタンポポのワタボウシをベランダで撒いてみました。
ちゃんと育って花を咲かせてくれましたが、これ以上増やす気は毛頭ないんだ。
だから、種子のワタボウシができると摘み取って、外へ吹き飛ばしていました。
鉢も小さくて、かなり劣悪な生育環境だと思ったのですが、しっかり育ちます。
だから、侵略的外来種と言うようなエイリアンもどきの表現になるのでしょう。
ノースポール |
こうして、散歩がてらに種子を採取して来ましたが、ノースポールは綺麗だよ。
消防署の花壇に咲いていた花から採取しておき、昨年の秋に撒いておきました。
やがて発芽すると、冬を越しながら成長しつつ、開花が二月末から始まります。
今が開花の盛りですが、来年のために、そろそろ種子を採取しておきましょう。
こうして、秋撒きの栽培を経験しましたが、ナデシコもそうで育っている最中。
開花までは後少しと思いますが、今は楽しみにしなら毎日水遣りをしています。
それで買い物の話しに戻るんだけど、ローズマリーの挿し芽を手に入れました。
途中、道端の花壇にバケツがポツンと置いてあり、沢山の小枝が入っています。
ローズマリーの枝と貼り紙があり、”お好きにお取りください”と但し書きまで。
最初は、ハーブで有名なローズマリーを、振舞っているのかとつい思いました。
でも、ひょっとすると挿し芽用に分けているのかと考えてネットで調べました。
小枝を二三本持ち帰ってググッて見ましたが、どうも挿し芽で増やせそうです。
根付くには、雑菌の少ないバーミキュライト系の土がいいとか説明もあります。
だけど、敢えて買いに行くまでの根性も無いので、百均の花の土に植えました。
使いまわしの無い新品で、これで根付けばラッキーだと思うことにしましょう。
もし、これがダメだった時には、下処理で枝払いしたときに出た短い小枝だな。
水耕栽培しても根が出るらしく、不用なスポンジに差し込んで水を張りました。
もし、花の土に刺した芽が枯れたのなら、水耕苗の植え替えに期待しましょう。
というわけで、下処理の枝払いの葉から、ハーブの匂いが部屋に漂って来ます。
ちょっとしたことで、マンションのガーデニングに楽しめるローズマリーの苗を無料で手に入れられまして、上さんはベランダに置いておけば虫除けになりそうだと言っていますし、この挿し芽と水耕栽培が失敗しても、ご近所に栽培されているローズマリーの新芽を改めて失敬してくれば、まだ時期的には間に合いそうだから、気楽にやってみようと思う自分がいるのでした。
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