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当時、長野県の国道は、ところどころにチェーン装着パーキングがありました。
もちろん、サービスエリア的な施設は全くなくて、殺風景な駐車場でしかない。
ですが、当時は道の駅も見つからずに、そんな場所で野宿をする時もあります。
トイレもなくて心配だったのですが、男の場合なら、立小便で済ませられます。
そんな経験も比較的ありましたが、ここのスキー場までは一気に運転しました。
少しあいまいですが、圧雪の雪道だった国道361号線を走った記憶があります。
御岳スキー場から、御岳山のすそ野の東側を回り込むように県道を北上します。
そこから国道へ合流した後、スキーセンターまで直行して二時間ちょっとです。
結局、センターのトイレが夜間に開放されなくて、チェーンパーキングと同じ。
それでも、リフトの営業開始までゆっくり睡眠できたのは、ありがたいことだ。
さて、このスキー場は、昭和33年の開場で老舗スキー場ということになります。
ゲレンデ自体は、コンデションの安定しているのが初中級者向けでかったるい。
中上級者向けリフトが運転されていなかったので、テレンコ滑っておりました。
結局、飽きてしまって、切り上げて隣にある位山のスキー場へ向かった次第ね。
ただ、このスキー場が印象に残ったのは、二種類のパンフレットがあったこと。
どちらにも、表紙には男性の外人が登場していましたが、南欧風の顔つきです。
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イタリアかスペイン人かと思いつつ、スキー場名もスノーリゾートアルコピア。
スノーリゾートは分かりますが、アルコピアは一体何だろうと思って調べたの。
すると、名称の由来は、イタリア語の二つの言葉をつなぎ合わせた造語らしい。
箱舟の「ARK(アルク)」と、桃源郷の「UTOPIA(ユートピア)」を合体ね。
この箱舟は、ゲレンデのある”舟山”から来ていて、元の名は船山高原スキー場。
リゾートがブームの頃だったのかもしれず、頭を捻って改名されたと思うんだ。
まあ、正式は”ひだ舟山スノーリゾートアルコピア”なのですが、長ったらしい。
しかも、高速道路が開通した奥美濃のゲレンデに比べて、中京圏からは不便だ。
だから、積極的に集客ができるかどうかは分かりませんが、期待は高山市民か。
でも、高山市周辺には色々なスキー場もあるので、競争が厳しいのは事実です。
というわけで、この舟山は、天候の安定する二月に、積雪登山も楽しめるんだ。
登山アプリのYAMAPを見ていますと、新緑の五月、紅葉の十月、そして二月と登山客のピークが三つありまして、飛騨山脈、北アルプスの眺望が良さそうなので、山登りの方こそ良さそうだと思ったのでした。
※オケジッタスキー場の投稿はこちらから
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