2014年2月1日土曜日

オケジッタはしくじったのか - 日和田高原オケジッタスキー場 (岐阜県)

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このスキー場は、知る人ぞ知る人のスキー場といってもいいでしょう。
オープンは、1993年というのが分かっています。

でも、休止した時期が特定できない。
2005年頃だと、追憶のゲレンデさんが紹介していました。

このスキー場ですが、東海地方のスキーヤー客がターゲットです。
JR東海がオープンさせたチャオ御岳も付近に位置しています。

だから、東京近辺の人が好き好んですべりに出かけることは無かったはずです。
といっても、お宅スキーヤーの自分は、決心したのですよ。

中央高速で塩尻まで走って、木曽街道の国道19号線で南進します。
木曽福島からは国道361号線に折れ、開田村、長峰峠を越えれば到着です。

そして、そこは長野県ではなく岐阜県になっていました。
ただただ、遠かったの一言です。

若いから、休まずに四五時間は軽く、ぶっ続けで運転していました。
今、思い出せば、よーやったな-と感慨に浸ってしまいます。

なぜ、そこを目指したのか。
そこに山があるからじゃなくて、オケジッタの命名があるからなのです。

なんといっても、オケジッタという呼び名がシュールです。
日和田は付近の地名でしょうが、オケジッタという野暮な印象が新鮮でした。

鷹山スキー場が、ブランシュたかやまにへんこうされたように、ネーミングは大事です。
それを逆手に取ったのかのように、オケジッタなのです。

開発者は、シクジッタと思ったかもしれません。
でも、始めたんだから、これでいいやの乗りだったのでしょうね。

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パフレット自体は、なかなかしゃれています。
家族向けということで、若い女性も登場させています。

でもねー、表紙のマスコットキャラクターの熊さんは、ちょっと雑なキャラです。
やっつけ仕事で、入社したてのデザイナーにでも書かせたのでしょうか。


リフト券もきわめてシンプルでした。
せっかく、クマやペンギンまでスキー場キャラをおごったんですよ。

リフト券に掲載してみるもんでしょう。
本当に、やる気が中途半端な気のするスキー場なのでした。

というわけで、このスキー場の命は十年ちょっとと、ごく短期間でした。
ゲレンデも特徴が無いし、東海地方からは遠いし、何が魅力だったのだろう。

今となっては、そんな風に思えるスキー場なのでした。
  
(画像・PDF資料など、少し差し替えました。平成28年2月28日)


おまけ:
関連記事も後になって投稿しました。

シュールでなぞのオケジッタは、本当に地名だったのである - 日和田高原オケジ ッタスキー場(岐阜県、パンフ再自炊)

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3 件のコメント:

  1. 懐かしいですね、知っている人がいてよかった、スノボー禁止のゲレンデが多い中オケジッタは全面OKでしたね、木曽駒や御嶽がリフト(4席高速でも)渋滞があったころここはノンストップの穴場でした初心者におすすめないい所でしたよ。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. オケジッタという地名について、考察した記事も書きました。
    https://alpine-ski-slope.blogspot.com/2015/08/blog-post_22.html
    良かったら、ご訪問ください。
    コメントありがとうございます。

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