昭和61年1月1日滑走 |
よく奥座敷とたとえられる温泉があります。
都会の喧騒から離れて、温泉で疲れを癒す。
それが近場なら、手軽で便利なのはこの上ない。
家の離れにある、奥の座敷といったイメージなのでしょう。
こう言った温泉地は、各地にあります。
信州松本は浅間温泉、金沢は湯涌温泉。
仙台が秋保温泉なら、神戸は有馬温泉です。
この朝里川温泉ですが、小樽と札幌の近郊です。
ただ、札幌は定山渓温泉もあるので、本星は小樽でしょう。
小樽は、かつて北のウオール街と呼ばれていました。
ロシア貿易で賑わい、国際港としても活気がありました。
しかも、北海道の経済・金融の中心地でもあったのです。
だから、奥座敷は必要だったのだろうと思われます。
そんな立地に、この温泉はあったのでした。
さて、山間の温泉なら、冬場の行楽はまさにスキーでしょう。
温泉地にスキー場のセットは全国津々浦々見受けられます。
それで、楽しみの比重次第で行楽地の性格が変わるものです。
赤倉や蔵王は、冬はスキーがメッカになります。
他方、スキー場の規模がそれほどでもなければ温泉が勝るでしょう。
ですが、この朝里川温泉スキー場は、そこそこ均衡が取れております。
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スキー場もリフト四本で構成され、上級コースも備えられております。
そんな滑る楽しみのあるスキー場です。
自分は、かつて学生時代、小樽に下宿しておりました。
大学もそこにあり、ゼミに入っていれば、コンパと称する行事もあります。
勤め人なら、忘年会旅行みたいなもんです。
それで、この温泉に一泊旅行をした商大生も多かったと思います。
学生の中には、スキー持参の人もいたでしょう。
残念ながら、自分のゼミは、ここでコンパを設けませんでした。
でも、教授と一緒にスキー遠足はしたのです。
当時、担当教授は小樽天狗山スキー場のふもとに住んでおりました。
そんな、スキー絡みのゼミの思い出もあります。
姉も同じ大学でして、確か沼田ゼミのコンパは朝里川へ行ったと聞きました。
おまけ:
ナイターも楽しかったですよ。
昭和59年12月28日滑走 |
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