2014年2月26日水曜日

今は雪だるま温泉もあるよ! - キューピットバレイスキー場 (新潟県)

平成3年12月14日滑走

スキー場の施設自体がオープンで、その初滑走日に滑ったのです。
しかも、その日は運良く土曜日の休みと重なり、うってつけでした。

このため、首都圏から張り切って駆けつけました。
高速を使っても、確か六時間以上、ぶっ続けの運転で疲れました。

記憶では、積雪が40センチでまとまった雪になったと思います。
週の水曜日ごろから、シベリア寒気団が日本へ近づきました。

その年は暖冬でして、スキー場も待望の雪だったようです。
前日の金曜日に電話を掛けましたが、オープンの明るく弾む声が聞けました。

それで、スキー場の施設が何から何まで全ておニューです。
手垢のついていないってのは、とても新鮮でウキウキして来ます。

到着したのが朝の八時過ぎで、まずセンターハウス館内を物色します。
そのとき、パンフを手にしましたが、漫画家レイモンペイネが紹介されていました。



このフランスの漫画家は、日本でも人気があり軽井沢に美術館が開かれました。
恋するカップルのイラストがとても愛らしく、今でも世界中にファンがいます。

きっと、カップルのスキー客をターゲットに取り込みたかったはずです。
そのコンセプトを具体的に表現しようと、スキー場のロゴを工夫しました。

ロゴの書体といい、ペイネ氏のイラストと言い洗練されしゃれています。
当時としては、ここまで文化的なCI(コーポレートアイデンティティー)を採用したのも際立つ。


画期的でして、その頃のゲレンデガイドブックなんかでも紹介されていました。
だから、初すべりを狙っていたのですよ。

実際には、どんなリゾートなのか、雰囲気を確かめてみたい気持ちもありました。
滑ってみましたけど、こういったコンセプトにガッツなゲレンデは無用でしょう。

初中級者向けに、視界の良く見渡せる広いゲレンデがデザインされていました。
まあ、自分としては滑りに物足りなかったのですが、オープン初日に満足しました。

後年、夏時分に訪れたときには、ゆきだるま温泉の日帰り施設を楽しみました。
通年型リゾートとして、工夫を凝らしているあたり知恵を絞っている感じもします。

グーグルドライブはこちらから

それで、後年はモチーフが変わりまして、雪だるまのゆるキャラになっていました。
ここで、愛をはぐくんだカップルも、今は幸せな家族になっているということでしょう。

子供たちとログハウスに泊まって、雪だるまを作ったりソリ遊びをする。
時間とともに、スキー場だって変わっていくものです。

そんなスキー場の変化というか、発展を見た感じもしたスキー場なのでした。


おまけ:(ゲレンデマップは(中03))
キューピッドバレイ・パンフ(中01)
キューピッドバレイ・パンフ(中02)
キューピッドバレイ・パンフ(中03)
キューピッドバレイ・パンフ(中04)
キューピッドバレイ・パンフ(裏)


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