2014年2月9日日曜日

はるか眺める日本海 - 鯵ヶ沢スキー場(ナク​ア白神スキーリゾート​) (青森県)

マスコットスティッカーもらいました

晴れた日には、海が見えていました。
北上する海外線がゆるく弧を描いています。

押し寄せては引き返す白波の跡も美しい。
そして、その上のどん詰まりは、津軽半島・竜飛岬なのです。

ここは青森県・岩木山麓です。
昔は、西部系のコクドがスキー場を運営していました。

名前も地名どおりに鯵ヶ沢スキー場です。
ちょっと味気ないですねー。

平成4年1月1日滑走

あの頃は、西部グループのいけいけドンドン投資でした。
雨後の筍みたいに、スキー場が新設されていきます。

このスキー場も、その頃、オープンしたと思います。
確か、仙台に住んでいたときですよ。

それほど距離も離れていなかったし、正月休暇で出かけました。
スキー場を点と線でつなぎながら、しこしこドライブ旅行です。

しかも、盛岡からは、高速と併走する一般国道を運転しました。
国道282号線ですけど、スキー場が点在するのです。

秋田県鹿角市、次に青森県に入って大鰐町、弘前市と続きました。
一日で、複数個所をはしごしながら移動する、強行な旅には違いありません。

スキー選手になるわけじゃあるまいし、若かったんですよねー。
一日、数十本リフトを乗っても平気でした。

クリックで拡大します

そして、最後にたどり着いた、とどのつまりがここでした。
結局のところ、この旅自体が面白かったわけです。

スキー場は、初級・中級車向けのゲレンデでレイアウトされていました。
リゾート気分で出かけるなら、合格点は挙げられそうです。

でも、滑り込んでみたい人には、多少不満も残ります。
それでも、海外線の遠景だけは変えがたいものがありました。

というわけで、絶景には違いないのですよ。
そんな記憶に残るスキー場だったと思います。


おまけ
鯵ヶ沢国土ゲレンデガイド02
鯵ヶ沢爽快ゲレンデガイド01
鯵ヶ沢爽快ゲレンデガイド02
鯵ヶ沢駐車券


いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ





2014年2月7日金曜日

サミットも開かれたって - アルファリゾート・トマムスキー場 (北海道・道東)

昭和59年滑走

特急なのに、特急券なしで乗れるんです。
普通乗車券だけで乗って、駅を降りたらスキー場なのです。

確かに、スキー場直結の駅は見かけます。
ガーラ湯沢、越後中里、面白山高原などなど。

ただ、特急が止まってくれるスキー場の駅はすごいです。
その名は、石勝線のトマム駅と言います。

そこは、北海道の占冠村に所在します。
人口わずか二千人に満たない、おらが村のリゾートなのでした。



クリックで拡大します

このスキー場は、車で行くのが便利になりました。
というのも、高速の道東自動車道が平成21年に開通したからです。

この自動車道は、国道274号線から乗り入れます。
道央自動車道とは残念ながら接続しておりません。

それでも、一般道の改良もあって運転が楽になりました。
ただ、自分の滑った頃の記憶は違います。

三十年近く前、まだカーブもきついと感じました。
しかも、坂道も険しく、スリップしやすかった印象があります。

まあ、リゾート進出もありましたし観光開発のおかげです。
通年で冬場でも千歳空港と簡単に直結したい。

これが悲願だったのでしょう。
年を重ねて道路開発もかなり進んできました。

ただ、雪道の運転は恐ろしいものです。
だから、あの頃、途中まで車で出かけてもらいました。

先ず、JR北海道の新夕張駅の駐車場に車を止めます。
夕張といえば、黄色いハンカチの映画ロケ地とか、メロンで有名ですね。

そこから、特急スーパーとかちに乗り換えました。
自由席の車両に乗らなければならず、混んでいて立ち席になりました。

まあ、このアイデアは友人の大輔が提供してくれました。
トマム駅までは三十分くらいですが、ちょとした鉄道旅になりました。

というわけで、このリゾートは平成10年に破産してしまいました。
現在は、星野リゾートが運営を引き継いでいます。

ここでは、オフシーズンにフォーラム首脳会議(太平洋・島サミット)も開催されました。
滞在型リゾートとして格式に箔も付いたんじゃないでしょうか。

それだけに、今後に期待してみたいと思ったリゾートなのでした。

おまけ


いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ





2014年2月5日水曜日

スキー場条例って - 昭和村営スキー場 (福島県)

平成5年12月30日滑走

スキー場には、ちゃんと規則があります。
そりゃ、ロッジで見かけるよって言うかもしれません。

だって、食堂にはポスターが貼られています。
安全に楽しく滑りましょうみたいな心得が呼びかけられているのです。

それはそうでしょうが、ちゃんとした条例があるんです。
スキー場条例って言うのが、本当に存在しています。

条例第101号
(設置)
第1条 市民の心身の健全な発達及び冬季スポーツの普及振興を図ることを目的として、湯沢市スキー場(以下「スキー場」という。)を設置する。

これは、秋田県湯沢市の自治体が設けたスキー場です。
残念なことですが、ここは滑ったことがない。

他の自治体では、ちょっと呼び名も違います。
良くあるのは、スキー設置条例とも言うようです。

それで、この設置趣旨に関する記述は、非常に似通っています。
先ず、住民の保健体育の向上及びレクリエーションの普及が目的です。

まあ、冬の季節、北国は雪に閉ざされてしまいます。
子供たちも外に遊びに出るのが、つい億劫になるでしょう。

出不精になって自宅にこもりがちになってはいけません。
精神衛生上、この上なくよくありません。

ならば、ウインタースポーツで運動するのが一番です。
スキーもあれば、スケートもあるでしょう。

もちろん、スケートリンク条例って言うのもありました。
でも、スキー場の方がたくさんの自治体で施行されています。

クリックで拡大します

それで、上に掲げたリフト券は、昭和村営スキー場です。
福島県のすごい片田舎にありました。

ここも、もちろん村のこどもたちでにぎわっていました。
たぶん、村の条例なんかもあったのでしょう。

子供たちの冬の健康増進には役立っていたのだと思います。
でも、このスキー場も財政困難で閉鎖されました。

今、村の子供たちは冬をどう過しているのでしょうか。
過疎になりすぎたのか、実に子供たちにはせちがらいものです。

そんなスキー場にまつわる思い出なのでした。


注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房)


いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ





2014年2月4日火曜日

憲法裁判の佐藤さん - 小樽天狗山スキー場 (北海道・道央)

昭和59年12月29日滑走

実は、このスキー場の真下に下宿していました。
主は、佐藤冬児(亨如)さんといって、川柳作家です。

木造家屋でして、かなり老朽化していました。
冬は隙間風がふきすさびます。

トイレも汲み取りでして、冬場は汚物が便槽で凍りました。
用を足していくと、だんだん小山のように溜まっていくんです。

しかも、急傾斜の坂道に建っていて車がスリップします。
雪も深くなると、春まで汲み取り車は来られないのでした。

そんな下宿ですから、八畳一間で月一万円でした。
風呂も無く、流し・トイレが共同です。

ただ、スーパー・銭湯が近くでよく通いました。
急傾斜地の割りに、市営や道営のアパートも林立していたのです。

やっぱり、坂の町”小樽”だけのことはあります。
しかも、住まいがスキー場直結というのがすごい限りでした。

この主の佐藤さんですが、憲法訴訟でも有名な方です。
19歳の頃に痛めた脊髄が原因で、人生の大半が寝たきりでした。

だから、在宅投票制度の復活を求めて訴訟を起こしたのだと聞きました。
下宿の玄関を入って右手のガラス戸をあけると、佐藤さんがいます。

本人とは、ベッドで寝たきりのまま、よく挨拶しました。
狭いですが、訪問客を迎える居間になっています。

ただ、夏もストーブの置かれたままの土間でした。
そんな佐藤さんの下宿に一年間、厄介になりました。

雪かきもしてあげましたし、いろいろと思い出があります。
奥様とは仲むつまじく、つつつましくお暮らしでした。


クリックで拡大します

そんな下宿から、スキー場へ出かけるんですね。
しかも、スキーを担ぎ、スキー靴を履いたまま急坂を上ります。

これだけで、十分な準備運動になりました。
後は、リフト券を買ってすべるだけです。

貧乏学生でしたから、一回券を三四枚買うのです。
そして、リフトに乗っては大事に滑り降りるのでした。

そういえば、スキー場のヒュッテ(食堂)がユースホステルでした。
泊まったことは無かったけれど、賑わっていたのを思い出します。

そんな思い出のスキー場ですが、今ではリフトも変わっていました。
リフトも、あのA・B線リフトがなくなり頂上までペアに変わったのですね。

ところで、中央のバンビゲレンデって平均で斜度が20度近くもあるんです。
初心者にはかなり無理があって、名前につられて滑っちゃいけません。

昔は、このシングルB腺に乗るとバンビコースだけを滑られました。
今は、上部のテレンコ斜面まで一挙に上がってしまいます。

後は、麓まで初心者コースを降りてくるか、はたまた旧コースを下るのみです。
この旧コースが曲者で、FIS公認で最大38度もある壁になっています。

まあ、これが当たり前の天狗山スキー場です。
だから、ここでスキー検定一級とれたら、全国区なのですよ。

だって、こんなゲレンデレイアウトは、初心者をスパルタで鍛えるだけです。
というわけで、懐かしい下宿生活と一体だった、我が良きスキー場なのでした。


注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房)


おまけ:
クリックで拡大します


いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ