2022年2月19日土曜日

最近は、粗大ごみも分別だし、大きさ制限もあるので、改造して再利用するアイデアをひねり出すのでござる ー 百均プランター改造(DIY)

写真は、参考イメージ
   
上さんが新しく物干しハンガーを買ってきたので、お古が用済みになりました。
それで、再利用の使い道があるのかと聞かれたので、とりあえず確保はします。

それから、ベランダの隅に置きっぱなしに時間も過ぎて、アイデアが湧かない。
樹脂製のハンガーで、結婚前に勝ったから、すでに二十年近くも経っています。

紫外線を浴びると樹脂は脆くなるものですが、表面が劣化しても頑丈そうです。
なので、樹脂強度を維持する内側のフレームを切り離せば、大きな四角い枠だ。

この枠を何かにあてがおうとボヤッとしながら考えつつ、何か使えそうな予感。
こうして半年近くも時間が経過してしまいましたが、やっとこさ見つけました。

それは、百均で購入した樹脂プランターを切り取って残った残骸の再利用なの。
実は、このプランターは容量が少なめに感じたので、二鉢を重ねて高さアップ。

一方、載せた鉢は底を抜いて縁に巾木で固定しましたが、底が残ってしまった。
この切り取られらた底の方は、浅くなってそのままでは使えず、一工夫が必要。

まだ、他の残骸も残っていますので、一つはもう一度底を抜いて貫通させます。
この貫通で外周枠だけになった部分は、もう一つの底と巾木で釘打ちしました。

こうして、オリジナルなプランターぐらいの高さまでに合体で、嵩上げの成功。
ただ、上部は外周が切り取られたので、オリジナルな折り返しの縁より貧弱ね。

だから、用土を入れたら縁からこぼれやすいと思っていて、更なる改造の欲求。
考え続けましたが、ふと閃いたのが、このハンガー枠を加工して載せてみよう。

早速、プラスチック用のノコで必要部材を切り出して、組合わせつつ接着する。
ちょうど外周枠に乗るように調整して作り上げたのが、この改造プランターだ。


     
まあ、使えなくも無さそうなので、今年のガーデニングから参戦させましょう。
一方、シリンジ(注射器)のプランジャー(押し子)が折れたので修理します。

こちらは、折れて二本になった押し子に、キリで穴をあけて針金で結わえます。
押し子は、シリンダーの中を上下するだけなので、力が伝わりさえすればOKだ。

時折、液肥の希釈で原液を吸い上げる程度で、頻繁に使う備品でもありません。
だから、壊れるまで使い続けようと思っていますが、新規の購入品は待機だな。

というわけで、改造したり、修理したりと、百均DIYの暇つぶしが面白かった。
もちろん、工作道具も、園芸用品も、みんな百均で買い集めたものを利用しているだけなので、コスパ最高の趣味ではないかと思ってしまって、残ったハンガーのフレームには、他に再利用できないかとまた考え始めた自分がいるのでした。



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2022年2月17日木曜日

”ベニスに死す”と言う映画がありましたが、この老作曲家も母親の祖国であるベニスに戻って亡くなったという点で、奇遇とは言え奇遇だな ー バイオリン協奏曲(エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ)

Ermanno Wolf-Ferrari(1876 - 1948)
   
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリは、イタリアのオペラ・ブッファの作曲家。
二十世紀前半に活躍して数多くの歌劇を書きましたが、忘れ去られてしまった。

今日、その名を残しているものは悲劇「マドンナの宝石」からの間奏曲ぐらい。
作曲は喜歌劇を中心としましたが、他方、バイオリン曲は終生作り続けました。

でも、作品はほとんど演奏される機会も少ないのですが、この作品は少し違う。
CD録音に残したソリストもいるくらいで、ユーチューブの動画でも視聴可能ね。

女性バイオリニストのフランチェスカ・デゴも録音していますが、来日したな。
N響との共演でパガニーニの1番を弾いていて、イタリア出身だからお手の物。

テレビで視聴したのですが、顔だちも美しくいソリストゆえ演奏会に映えます。
これから、もっと活躍するのだろうと思いましたが、話はフェラーリの協奏曲。

誕生の経緯に裏話もありまして、ご本人は女性ソリストのために作曲しました。
当時、ヨーロッパで活躍中の見目麗しきギラ・ブスタボさんに捧げられたのよ。

Guila Bustabo(1916 - 2002)
    
70歳の爺さんが、27歳の新進気鋭の才気煥発なレディに虜になったのだろうか。
第二次大戦の最中とはいえ、四楽章の魅力的な作品に昇華したのは、驚きです。

世相が混乱していても味わい深い作品になったのは、芸術は別物だからだろう。
同じ頃、コルンゴルドもバイオリン協奏曲を発表しましたが評価は散散だった。

アメリカでは時代錯誤と酷評されましたが、両方ともロマンチックな作風です。
でも、不協和音だらけの現代音楽よりも、聴いていて豊かな人生を感じますな。

ただですね、このギラさんは、戦争が終わっても本国のアメリカに帰れません。
ナチス占領下のヨーロッパで演奏を続けていたから、協力者と烙印を押される。

しかも、ナチスから距離を置かなかった名指揮者メンゲルベルグと共演もした。
こうなると、帰国できるようになるまで、四半世紀を待たねばならなかったの。

というわけで、彼女は指揮者ルドルフ・ケンペとの共演で録音も残しています。
ユーチューブで聞けるのですが、なかなかのヴィルトゥオーソだと実感しまして、あのナチス協力者の印象さえ生まれなかったのなら、もっと世界中で活躍もできただろうし、早く帰国もできたのではないかなあとも、思ったのでした。



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2022年2月15日火曜日

村全域が険しい山地だから面積の九割以上が山林だし、年間積雪量が四メーターを超えるとなると、そりゃゲレンデはあるわな - 飛騨かわいスキー場(岐阜県)

平成15年12月28日滑走
    
このスキー場は、ひだ流葉スキー場の後で寄り道をしたゲレンデの一つでした。
国道41号線に沿ってスロープが散在していましたが、車の運転中に分かるほど。

例えば、数河スノーパルのゲレンデなどは、なだらかな斜面が広がっていたな。
国道の道路側から、すぐに駐車場が設けられているのは、中々便利なことです。

ただ、全面がテレンコの緩斜面でリフト一本だけでして、面白みがないようだ。
近くに大きなゲレンデもあるので不利は否めなくて、早々と閉鎖したらしいな。

当時、スノーモービルランドで使用中でしたが、使われているのかどうか不明。
そして、道路を挟んだ向かい側には、ゴルフリゾートの中にゲレンデもあった。

これが飛騨ハイランドスキー場と言って、行ってみたら貸し切りの雰囲気です。
リフト券も販売していないような感じで、ゼッケン装着の学生が沢山いました。

規模はそう大きくないとは言え、道草なりに滑りたかったのですが諦めました。
まあ、流葉スキー場からそばのゲレンデが滑られないから、他を探し始めます。

クリックして見てね
PDF閲覧はこちらから
   
それで見つけたのが、飛騨かわいスキー場で、車で小一時間程度の距離なんだ。
年末シーズン初めでオープンしていない可能性もありましたが、出たとこ勝負。

たどり着いたら、ちゃんと営業中でラッキーと思いつつ、でもリフト二本だけ。
本当はリフト4本と規模もそれなりで、全部稼働すれば楽しかっただろうなあ。

そう思いつつも滑りまくりまして、体もバテテ来ると後は温泉でも浸かりたい。
それで、行った先がさほど遠くない”ゆぅわ~くはうす”で、リフト券で割引き。

行かねば損と思い立っていきましたが、当時の自治体だった河合村の運営かな。
温泉ではないようでしたが、体を休めただけでも、幸せ幸せと思った次第です。

というわけで、前夜からの長時間ドライブで疲れ果てたスキー行になりました。
この後、野宿する道の駅も見つけられず、今度は1.5車線しかないJR高山本線沿いの国道360号線を運転しつつ、富山県に向けて運転する羽目になってしまい、越境して間もないところにあった細入の”道の駅”にたどり着いたら、バタンキューになってしまった自分なのでした。



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2022年2月13日日曜日

治水対策として設けられましたが、今や鳥撮り、虫撮り、花撮りの隠れた名所になっていた ー 柏尾川金井遊水地(バードウォッチング)

タシギ
    
朝の通勤に、散歩がてら上さんが一緒に歩くようになり、ニ三年が過ぎました。
最近は、勤務先の事務所まで来ると、自宅へ直接に戻らず寄り道をするのです。

それが、柏尾川に沿った金井遊水池という、洪水調整池の遊歩道を歩くらしい。
ここには、隣接する広い金井公園もありますが、散歩するには充分な距離です。

半分ほどはほとんど水がなく、柳などの雑木と雑草が茂って池には見えません。
残り半分は水面の広がる池と分かりますが、蒲や葦に覆われた湿地を残します。

遊歩道には桜並木もあり、季節次第で歩くのは楽しみですが、冬枯れは寒いな。
なのに、なんでわざわざ遠回りして歩くのかと思ったら、バードウォッチング。

ちょうど遊歩道から遊水池を見おろすことができので、水鳥の観察には好都合。
望遠のデジカメで野鳥を撮影する人もいたりして、それなりの撮影ポイントね。

上さんは色々な野鳥を見たらしく、ネットで調べていますが、オオバンも多い。
最近、よく見かけるようになりましたが、代わりにオシドリの数が減りました。

ダイサギやアオサギも見かけますが、個体数が増えたと感じるのはカワセミね。
週末の土曜日に合流するいたち川の遊歩道を歩いていて、三羽も見つけました。

ダイサギ・カワセミ

歩きながら発見した場所が距離も離れているので、それぞれ違う個体でしょう。
この川には、上流から下流までカワセミが棲息していますが、繁殖は確かです。

しかも、合流する柏尾川の遊水池にも棲んでおり、上さんが見つけ出しました。
それが、ダイサギとのコラボ写真で、スマホのカメラでも上手なアングルです。

それで、冒頭の写真は、枯草の多い泥地を好むタシギと言う野鳥だと判明した。
シギの仲間で海岸の砂浜や干潟に行こともなくて、特徴は瓜坊のような縞です。

他にはカイツブリもいて、冬枯れの時期だから見つけやすかったと思いますな。
というわけで、この遊水地の散策が、上さんの朝の日課となってしまいました。

自分も、この間、上さんの誘いで一緒に歩いてみましたが、確かに野鳥の固体数も多く、ハッカチョウも電線の上に止まっていたりして、じっと観察していれば、色々な野鳥が発見できるだろうなとも思ったのでした。



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