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横浜市に隣接する鎌倉市は、はるか昔、鎌倉幕府のおかれた古都です。
有名な仏閣、神社など、観光名所も多っく、休日は行楽客でにぎわいます。
そんな歴史的な観光都市は、周辺を小高い山にぐるりと囲まれています。
唯一、南西の方角だけが、由比ガ浜の海に向かって開かれている感じです。
なので、鶴ヶ丘八幡宮の参道も、海側から三方を囲む丘陵に向かっています。
この丘陵ですが、ハイカーたちは、別名鎌倉アルプスと読んだりするのです。
標高の最高地点は大平山で、159九メーターしかなくて小高い丘でしょうか。
三角点の山では瑞泉寺そばの天台山ですが、141メーターにしかすぎません。
一方、三方を囲まれた鎌倉ですから、近在の集落へは抜け道が発達しました。
その内、交通の要衝は、自動車道になりましたが、昔のままの道もあります。
つまり、その道をつなぎ、ハイキングコースに仕立てたのが、鎌倉アルプスでした。
その証拠に、稜線から明月院、建長寺、覚園寺、瑞泉寺へ降りられるのです。
こうして、近郷の集落を結んでいた古道は、四方八方に伸びることになりました。
その内、このハイキングコースからそれて、北の方角に抜ける鎌倉古道があります。
それは、現在の今泉台という住宅地から鎌倉湖を経て、公田へ抜けていきます。
この道筋ですが、もうひとつの北側にある丘陵の尾根道として、通じていました。
このコースですは、個人的には、鎌倉第二アルプスといっても良いぐらいすばらしい。
ただ、今までルートを詳しく紹介する人が少なくて、手探りで歩いたのが実態です。
実際に一度目は、道を間違えて、残念なことに岩瀬の方へ降りてしまいました。
このために、下道をてくてく歩いて、鎌倉湖から明月院へ抜けたのを覚えています。
今回はこれに懲りて、ネットで調べ直してから出かけたので、無事に踏破です。
そこで、どうしても、皆さんにこのコースのよさを知ってもらいたいと思いました。
これから、五枚の地図を掲載しますので、手軽な道しるべとしてお使いください。
グーグルドライブにアクセスすれば、画面が拡大できるし、ダウンロードもできます。
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というわけで、ハイキングのスタートは、最寄り駅はJR根岸線本郷台駅が、適当でしょう。
そのまま、てくてく歩いて鎌倉古道の起点に入って歩き出せば、すぐに鬱蒼と茂る森林地帯に入るのですが、これが鎌倉市の北鎌倉近郊緑地保全区域でして、こんなにも自然が残されているのかと驚くばかりだし、自分がこの近隣に住んでいて、いつでも楽しいハイキングができることに、幸せを感じたのでした。
おまけ:
国土地理院の二万五千分の一地図でも、山道がある程度確認できます。
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