日本最北端のゆるきゃらだ! |
お題の話は、後でじっくり述べるとして、冒頭のキャラはなんともへんちくりんです。
出汁之助と名づけて、”だしのすけ”と読ませたいのが、ご当地の事情なのでした。
最果ての街、稚内から誕生したのですが、ゴマフアザラシに下半身が昆布らしい。
ショッカーの改造人間みたいで、ご当地の名産まで無理やり合体させております。
しかも、道庁の宗谷総合振興局というお役所が肩入れしながら、絶賛紹介中。
HPを見にいくと、地元名産が大好物らしく、てんこ盛りに書き込んでおりました。
ホヤ・タラ・タラバガニ・毛ガニ・ホッケ・ホタテ・ウニ・ツブ・ミズダコ・カレイ・カスベ
ホンマス・ヤリイカ・北海シマエビ・ズワイガニ・ソイ・サケ、などと、魚介類満載。
稚内の名産をたらふく食いまくって、おいしさのあまり、利尻昆布まで手を出した。
そのおかげか、ひれも含めて下半身が昆布に変容してしまった、面妖なアザラシ。
少年アシベのゴマちゃんだったら可愛いですけど、どうも、可愛げがありません。
なので、ゆるきゃらより、キモいキャラのキモキャラといって、差し支えないです。
それで、この”ずーしーほっきー”という北海道北斗市のキャラも、ちょっと恐い。
ホッキ貝の握りずしだそうですが、確かに尻尾の赤いのはベロの部分なのか。
まあ、こういったキモキャラは、奈良の”せんとくん”が先鞭をつけて来ました。
昨今、ゆるキャラグランプリのイベントには、千七百を超えるエントリーなのです。
だから、前回投稿で紹介した”あつもん”だって、まだ421位と低空飛行なのだ。
結構可愛いとは思っていますが、間逆にキモキャラで行けば、インパクトは強い。
だから、出汁之助やらずーしーほっきーで、ひたすら名産一押し勝負なんでしょう。
こんなことを思いつつ、では、お題の”まんべくん”は、どちらの範疇だったのか。
右がまんべくん |
写真の右側がそうですが、帰省中、実際に札幌の大通公園で見かけて撮りました。
各パーツは、おらが町の名産を、これでもかと採って貼り付けたような造作です。
頭に、町の花アイリス(あやめ)を載せて、耳のアクセサリーはほたて貝をあしらう。
胴体では、毛がにの甲羅をまとい、手に蟹の爪のグローブまで装着しています。
何でも、長万部町が主催したコンテストで、町民の準入選作品から選ばれました。
コンセプトも、自治体のPRを盛り込みたい一途さが、必死に表れてはおります。
頭になぜアイリスを載せなきゃいけないのとか、野暮な詮索は、止しておきましょう。
とにかく、町おこしの一助を願い、この世に送り出されたのが、このまんべくんです。
そして、Twitterの活動も始まり、自治体の公式キャラなのに毒舌を披露し始める。
「おはまんべーッ!」など、個性的で奔放な発言により、全国から注目を集めました。
しかも、投稿数の上限に達するほど盛んに発言していたものの、偏りも目立ちます。
つまり、長万部町のPRを行った形跡がほとんどないので、かなりわがままでしょう。
キモキャラより、ゆるキャラの仲間なんでしょうけど、とうとう、事件が起きてしまった。
八月十五日、まんべくんは、唐突に、日本の戦争責任を語り始めたのが、運の尽き。
”明日は終戦記念日だから、まんべくん戦争の勉強をするねッ”というツイートも奇妙。
”どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです”と、パヨク節の炸裂はアウトです。
”日本の犠牲者三百十万人。”とたたみ掛け、謝罪しると脅迫しそうな気配が不気味。
”日本がアジア諸国民に与えた被害者数二千万人”と妄想まで出て、脳内お花状態。
戦後七十年近くになっても、謝罪やら賠償を引き出そうと、韓国人にも負けない態度。
とうとう、戦争関連ツイートへの抗議が殺到し、アカウントは閉鎖に追い込まれました。
五稜郭タワーのGO太くん!にも会った |
おまけ:
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