2017年8月5日土曜日

雨竜沼湿原のある国定公園は、難読地名の宝庫なのであった - 暑寒別天売焼尻国定公園(北海道) 

雨竜沼湿原と暑寒別岳

何気に、ブログのアクセス解析を見ていて、突出したアクセスを発見しました。
それは、雨竜沼湿原を書いた記事でしたが、一日で四百人が訪問しています。

やっぱり、夏休みに入って北海道旅行のシーズンに入ったからでしょうかね。
色々と道内の観光地に関する情報を入手しようと、ググッた結果かもしれません。

なぜなら、この湿原は国定公園の指定区域内なのに、PRされていないのです。
そして、湿原に至る登山道入り口までは、途中から細い砂利道が延々続きます。

アクセスが悪いので、ドッと観光客でも訪れたら大変だと考えているからでしょう。
だから、宣伝したくてもできないので、控えめに紹介しているのではと思いました。

この湿原の暑寒別山系ですが、主峰の暑寒別岳のみに縦走路が存在しています。
他の群別岳・浜益岳などの魅力的な山塊は、春の残雪時のみに登山が可能です。

それだけ、観光開発より自然保護が優先されたかのような国定公園だと思います。
だって、国定公園に昇格したときも、別の道立自然公園とわざわざ合体させました。

もう一つは、天売島、焼尻島の離島で、日本国内有数の海鳥の繁殖地で有名です。
つまり、性格の異なる自然公園を結びつけたのは自然環境の保護からでしょう。

グーグルドライブはこちらから
公園の全容をご覧ください

もし、北海道の他とは違う自然に出会いたいのなら、絶対にここがお勧めだな。
湿原、離島の海鳥繁殖地、羽幌炭田の廃墟、苫前の風力発電などなどです。

ところで、記事のタイトルに掲げた難読地名ですが、暑寒別天売焼尻は序の口。
近辺には、増毛、毘砂別、安瀬、押琴、濃昼、於冬などがあり、読めるかなー。

正解は、ましけ、びしゃべつ、やそすけ、おしこと、ごきびる、おふゆ、なのでした。
というわけで、今まで思い出に残った、この旅先の記事を改めて紹介してみます。

自分としては、登山、湿原、離島のジャンルで別々の時期に訪ねましたが、周遊のように一気に回ってみても面白いと思いますし、支笏洞爺、大雪山、阿寒、知床のような名だたる観光地以外にも、こんなに面白く隠れた魅力満載の北海道観光地があることを、ぜひ知ってもらいたいとも思うのでした。

★クリックして訪問してください

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