2017年11月26日日曜日

ナャーゴヤの人が南信のゲレンデでデビューするというのも、この中吊り広告で分かったのだ - 南信州の各ゲレンデ(長野県)

名鉄特急の社内にて

飛び石連休中は、ちょいと愛知県まで足を伸ばして、紅葉見物と洒落込みました。
でも、愛知県ってそんなに寒い地域じゃないのって、思われるかも知れませんね。

ところが、県内の最高峰、茶臼山高原はスキー場もあるほどで、思ったより寒そう。
そこは、美濃三河高原と呼ばれる地域で、紅葉で有名な香嵐渓も所在しています。

場所は、足助とかいて”あすけ”と読みますが、ここからは南信州へと続くのです。
江戸時代からの飯田街道と言いまして、現在はほぼ国道153号線に重なります。

それで、三河地域の豊橋から名鉄で東岡崎まで出向き、バスに乗り換えました。
紅葉のシーズンだけ満車になるのが常識という、名鉄のローカル路線バスです。

確かに、バス乗り場だけで五十人以上も並んでいて、乗れただけでもありがたい。
一時間以上を立ちっぱなしのまま、何とか足助の市街に到着してへとへとですわ。

それでも、香嵐渓の紅葉を見てしまうと疲れも吹き飛んで、その借景に見とれます。
後は、ブラリブラリと散策しましたが、先ずはその写真を紹介でもしてみるとします。



それで、帰りは豊橋へ戻ったのですが、あまりに帰路のバスが少なくて困りました。
二時間おきにあるぐらいで、結局、先に来た豊田市行きで帰る羽目になりました。

かなり遠回りなのですが、それでも、名鉄の電車で乗り継いて帰ることもできます。
結局、投宿先の豊橋まで帰りましたけど、そこで見たのがスキー場の中吊り広告。

駒ヶ根高原と言えば、南信州の中央アルプスにあるスキー場で、オープンPRです。
なるほど、この三河の人たちは、南信エリアが近いからそこへ出かけるのでしょう。

しかも、高速の中央道に入ってしまえば、ひとっ走りでたどり着けるので便利です。
仮に、この豊田市駅から車で出発したら、二時間ちょっとなので確かに早いと思う。

一方、南信の最南端にある平谷高原スキー場でも、下道走行で二時間たらずです。
それに、県内の茶臼山高原へ出かけると、下道だけで同じような時間になりました。

こうなると、愛知県の三河地域の人たちも意外に安・近・短でスキーが楽しめそう。
他方、名古屋方面の人は、有名な奥飛騨・美濃へ行きそうですが、三河は違うんだ。

しかも、調べたら、南信州のお手軽に楽しめる小規模なゲレンデが意外にあります。
だから、この三河でもスキーヤー・ボーダーは珍しくないはずで、中吊りも当り前か。
  
<南信州のゲレンデ>
① 中央道伊那スキーリゾート(伊那市) 標高890m~1030m
   クワッド1本+ペアリフト1本
② 駒ヶ根高原(駒ヶ根市) 標高890m~1030m リフト2本
   
③ あららぎ高原(下伊那郡阿智村) 標高1150m~1300m リフト1本
   
④ ヘブンそのはらスノーワールド(長野県下伊那郡阿智村) 標高1420m~1590m
   クワッド1本+ペアリフト3本 (登はんゴンドラ 標高800m~1410m)
   
⑤ 治部坂高原スキー場(下伊那郡阿智村) 標高1160m~1340m リフト2本
   
⑥ 茶臼山高原スキー場(北設楽郡豊根村) 標高1210m~1350m リフト2本
   
というわけで、香嵐渓の紅葉狩りを楽しんでも、スキー場の広告は必ず見逃しません。
南信州の山地は、南アルプスのような三千メーターに匹敵する山塊を持たないので、なんとなく標高が低そうなイメージもあるのですが、日本百名山の恵那山(標高2191m)も堂々と存在しますし、この地域のスキー場の標高だけを見ても、リフト山頂付近で必ず千メーターを超えますので、これにスノーマシンで人口雪でも降らせておけば、安定してシーズン中はオープンできるんじゃないかと思ったのでした。



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