2019年8月28日水曜日

「ラ・カンパネラ」はクラシックの名曲だけど、蛍袋はカンパニュラ(釣鐘草)の仲間なんだって - ホタルブクロ(そのほか)

発芽してから成長が遅いのなんの

ホタルブクロがやっと発芽して、根出葉(こんしゅつよう)だと分かりました。
梅雨時分に、三百粒くらい種子を鉢にまいてみたのですが、芽が出ません。

最初に発芽した可愛らしい双葉も、成長したら、全く葉の形が違うのです。
どんな植物なのか分かりませんでしたが、雑草だと思って引っこ抜きました。

大体、種子の大きさが0.5~1ミリくらいの芥子粒程度で、発芽も危うそう。
開花は、春から梅雨の頃にかけてで、その後、種子も放出されるわけです。

ただ、どのサイトを見ても、二~三月にかけて播種をするように書いてある。
なのに、開花は春から梅雨の頃だから、地面に落ちた種子はどうなるのか。

まさか、あのちっぽけな種子が発芽まで、一年近く待つというのでしょうかね。
それより、条件さえ整えば、すぐに発芽して成長し始めると思うんだけどな。

それでも、播種の時期を5~6月と説明したサイトが、一つだけありました。
ならば、それを信じて種まきをしてみて、結果がどうなるのか観察してみよう。

そう思って撒いてみたが、根出葉がホタルブクロらしくなったのは僅かに一つ。
それでも、寒かった梅雨も明けて連日の猛暑のせいか、大量に芽吹きだす。

三百粒も撒いたんだから、そりゃ発芽するだろうとは思いましたが驚きました。
それで、まだ可愛い双葉のままだし、別の植物かもしれないと未だ疑わしい。

風で飛ばされてきた種子が混じって芽吹くのだから、植物とはたくましいもの。
やがて育てば分かるさと思いつつ、根出葉がはっきりするのを待ち望みます。

まあ、涼しい梅雨から真夏になることで、発芽に温度差が必要なのかもな。
よく、発芽条件で、冬のような寒い低温の時期が必要だといわれています。

一方、今年は梅雨の頃、二十度を切る最低気温の日が結構続きました。
温暖化現象ばやりの昨今でも、梅雨寒と言う言葉が似合う季節だったな。

暑くなってアサガオも無事開花

それで、梅雨が明けたと思ったら、連日の猛暑で35度が当たり前になる。
あの涼しい頃の最低気温と比べれば、気温差が十五度以上にもなります。

これこそ、天然の低温処理だったのに違いなくて、芽吹いたのかもしれない。
そう思って、ネットで気温と発芽の関係をググって調べたら、一つだけヒット。

何でも、ビオトープでホタルブクロの発芽を観察した立派な学術論文らしい。
教官の指導で学生が書いたらしく信頼できますが、そこに記述がありました。

最も発芽率が高かったのは、平均で最高と最低の気温差が15度だとさ。
つまり、発芽には気温差が必要な分けで、平均気温は15~30度なの。

となれば、何も年越しで冬が明けて早春に種をまく必要性もなさそうでした。
というわけで、ホタルブクロの発芽率の低さに、ほとほと困ったというお話。

結局、発芽しなかった時の備えとして、近所で自然に生えている赤紫のホタルブクロの若苗を移植ゴテで掘り出して、鉢に植え替えてみましたけど、種子から発芽して一株だけ育成しつつある方は、白いホタルブクロなので、来年は二色で鑑賞出来るかもしれないと、水遣りにも楽しみで気合の入る自分なのでした。

ご近所から移植した苗(赤紫)



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