2022年4月24日日曜日

このハチは、農水省の定義だと”花粉交配用昆虫”に当たるのですが、西洋種から日本在来種へ転換が推奨されているみたい ー クロマルハナバチ(ガーデニング)

       
今年もゲンゲの花が咲き出しましたが、間もなくマルハナバチも飛んで来るな。
日中、気温が上昇して昆虫も活動しやすくなると飛んで来ますが、どこからか。

マンションの中庭も意外に広くて、花壇の中に巣を作っているのかもしれない。
そうでなければ、目の前には市民の森もあるし、隣接して市民農園もあります。

栽培する野菜が実を付けるには受粉も必要なので、ハチの活動は欠かせません。
こういった自分の住まいの環境を考えると、マルハナバチの繁殖は確実だろう。

ところで、日本の固有種はクロマルハナバチと言いますが、農業に使われます。
菜園での受粉作業を促進させるのに、民間企業が販売しているのを知りました。

プラスチックの巣箱にハチがいて、ビニールハウスの中で飛行させ受粉します。
似ているのは、養蜂業者がリンゴなどの果樹園を訪ねて、受粉を促すパターン。

ただ、このマルハンバチは、管理の楽な閉鎖的なビニールハウスで放たれます。
取扱説明書を読むと、マルハナバチは宅急便などによって輸送されてくるんだ。


ハニートーン
   
巣箱の振動や環境の変化などで、到着時はかなりのストレスを溜め込むみたい。
なので、いきなり巣箱をあけると、興奮状態のまま巣箱から飛び出すようだな。

刺されたり巣箱に戻らなくなることがあるとありますので、正に生き物でした。
それで、ミツバチと比較して攻撃性が弱く、通常の扱いでは滅多に刺しません。

なので、ベランダに飛んできても、危害を加えず眺めるだけなら大丈夫だろう。
ところで、アゲハ蝶もここ二三年、産卵のためにベランダへ飛来していました。

ただ、食草になる植物がなかったので、昨年、柑橘類のヘンルーを育て始めた。
これは低木でして、育ってしまえば手入れが要らないし、鉢植えが簡単なんだ。

去年は、このヘンルーに二回産卵があり、それぞれ、蛹にまで成長できました。
ここで不思議に思ったのは、毎年来るアゲハ蝶は一体どこから来るのだろうか。

調べると行動範囲は最大で数百メーターらしく、そうなら繁殖先は多いのです。
柑橘類のシークワーサーと夏みかんが近所の遊歩道にあるから、そこからだな。

というわけで、マルハナバチはもう少し行動範囲が広く、最大で1キロらしい。
このマルハナバチの農業導入を見ると、着果の安定、空洞果の減少、果実の肥大が良好で、ビタミンCが増加するなど、自然交配が品質の向上をもたらしたとする報告がみられますので、人のためになってくれるのはありがたいことだと思ったのでした。



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