2024年4月1日月曜日

繁殖力が強すぎる植えてはいけないと指摘される向きもありますが、半年以上も花が咲くメリット ー ヒメツルソバ(植物観察)

ヒメツルソバ
          
タデ科で有名な植物は、そば粉の取れるソバが有名ですが、野草だとイヌタデ。
赤い稲穂のような花から、アカマンマとも呼ばれますが、食べている人もいた。

食べられなくもないようですが、食用としてはそばが代表で他はギシギシだな。
ただ、シュウ酸のせいでたくさん食べないのが無難らしく、そんな植物の仲間。

雑草の多い科目なのですが、中にはガーデニング用のプラントもあるにはある。
それが、ヒメツルソバで、明治期に岩石を配置した庭園用として日本に到来だ。

園芸分野では、旧属名のポリゴナムで流通されていることも多く、そんな植物。
最初から園芸植物として来日したのに、最近は石垣などで繁殖して見かけます。

雑草化して、生えそうもないような石の割れ目から、賢明に花を咲かせますな。
しかも、一度定着すると根っこは枯れない多年草で、毎年、金平糖の花が咲く。

この花が面白く、紫陽花のように花色がピンクからしろへと変化していくんだ。
しかも、背の高くない植物で、小粒な花をたくさん付けて地面をカバーします。

このため、地表を隠すグラウンドカバーの目的を持った園芸植物という分けね。
近所でも自生している場所をいくつか見つけていて、種子が取れないかと思案。

ネットで検索すると、種蒔き目的で採取している人がいたので、それを参考だ。
暖地の横浜だと、冬でも咲いていることが多いので種子が取れるかもしれない。

ヒマラヤ産ですが、耐寒性がやや弱くて、霜が降りると地上部が枯れるようだ。
春が来て芽吹いてきますが、用土が凍結すれば根も枯れて死に絶えるようです。

なので、北海道では繁殖できないと思いますが、ここ横浜は天国なのだろうな。
真冬でも陽だまりで暖かくなる場所では、花が咲き続けており、かわいらしい。

この花は、小花が球形にまとまっており、内部には種子が成熟するとあります。
この小花をほぐして、中にある黒い芥子粒を取り出せば、それが種子と分かる。

こうして、真冬なのに百粒以上を採取したので、春の種まきを検討しています。
ただ、心配なのは用土でして、通気性と排水性の高い砂礫の土壌が必要らしい。

ベランダには、鉢底石で使ったゼオライトの小石があるので、それを混ぜるか。
というわけで、そうすれば繁殖しやすい環境をでっち上げられそうだと検討中。

種子があまりに小粒で未成熟なものも混じっているかと思うので、もう少し採取してからにしようと思いますが、会社の近所でも繁殖していますので、休憩時間中にそっと抜け出して、こっそり採取しに行った自分がいるのでした。



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