2023年3月8日水曜日

漢字で読めないなら、カナ表記にしてしまえと、よくあるパターンのゲレンデなのであった ー ビラオスキー場(北海道・道東)

平成17年1月1日(土)滑走
    
賤夫向、重蘭窮、入境学、冬窓床、浦雲泊、分遺瀬など、読めない地名なんだ。
実はこれら、道東釧路管内にある釧路町の太平洋岸にみられる難読地名の数例。

正しい読みを挙げておきますが、これが読めたら、それは覚え込んだ学習結果。
普通に漢字の音訓を、とっかえひっかえ当てててもたどり着けるわけではない。

 賤夫向 ⇔ せきねっぷ
 重蘭窮 ⇔ ちぷらんけうし
 入境学 ⇔ にこまない
 冬窓床 ⇔ ぶいま
 浦雲泊 ⇔ ぽんとまり
 分遺瀬 ⇔ わかちゃらせ

それで、これらの地名は住んでいたアイヌの人たちが名付けたアイヌ語由来だ。
北海道民もこういった地名には慣れていますが、あまりに難しい読みの当て字。

なので面食らうと思いますが、その点では、美羅尾(ビラオ)はかわいい部類。
だけど、漢字の地名だと読めそうで読みにくい感じのする地名には間違いない。

なので、スキー場も、敢えてビラオとカタカナ表記にしたのだと思うのですよ。
周辺は根釧台地と言う平原が広がり、ゲレンデにできる山塊が乏しいのは事実。

ゲレンデのあった美羅尾山は、この大地の東端にあって360度の絶景が望める。
標高五百メーターと低山ですが、それなりに登山をする人もいるような山です。

昔から、周辺のちびっ子たちが、そりやスキー遊び訪れていたスロープでした。
もちろん、リフトなども無く、坂を上っては滑ってくる繰返しで、体力勝負ね。

だって、国設スキー場でひらかれてから、リフトが設けられたのは四半世紀後。
かなり遅いのですが、国立公園の観光地で弟子屈温泉だから、集客はあるはず。

PDFはこちらをクリック
    
ならば、冬場にお客さんを呼ぼうとして、スキー場を開くのは自明の理でした。
この辺では都会の釧路市からも、車で行きやすいので人気があったと思います。

さて、自分が滑走した日は元旦で、滅茶苦茶混んで、リフト待ちが一時間近い。
スキーブームに陰りが見えていた頃とは言え、盛況なゲレンデに驚きましたな。

ゲレンデ自体も大きくないし、混雑していてスピードを出して滑走もできない。
なので、リフトに四回も乗れば十分だと思って、次のゲレンデに移るとしよう。

というわけで、ピーカン照りで汗ばむのほどの暖かさの中で、滑走した思い出。
ゲレンデが廃業してからすでに十年以上が経ちましたが、ネットでチェックすると、索道の張られたリフト支柱がまだ残されているし、スキーロッジも撤去されていないようなので、ひょっとして、インバウンドの中国人を狙って再開を画策しているのかと邪推するのでした。



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



2023年3月6日月曜日

雪道を運転していると、アイスバーンのうえに新雪が軽く積もった道路が、一番危険なんだと思うよ ー 国設阿寒湖畔スキー場【ウタラ】(北海道・道東)

平成17年1月1日(土)滑走
      
FIS公認を高らかに謡っていますが、要するに競技コースとしてお墨付きなの。
ホームページでも、スキー合宿や修学旅行に利用できると、宣伝しております。

早くからスノーマシンで雪を降らせるようで、師走になればスキー合宿も開始。
一番難しいと言われるスラロームコースを喧伝していますが、どこだったのか。

自分が滑走した時は、降雪がひどくなり視界も不良で、スピードも出せません。
それと、非常に気温が低くてあまりに寒いので、凍えながら滑走していました。

リフト一本だけなので、コースにバリエーションはありませんが、雪質が最高。
シーズンインも早く、コンディションも安定しているのは、宣伝文句だろうな。

だから、合宿や修学旅行を目的に、内地から目指してくるのは理解できる範囲。
阿寒湖畔の旅館、ホテルでは温泉を楽しめるし、晴れていれば阿寒湖も見える。

このFIS公認の競技会が、12月シーズン初めに行えるのがメリットなのだろう。
こうして、スキー場と温泉旅館街がタッグを組んで、集客している分けですな。


スキー場のマスコット、”ウトモク”
        
このスキー場へは、北見から国道を使いましたが、雪道でも運転しやすかった。
くねったカーブも少なくて楽でしたが、逆に弟子屈方面への道は走りづらいな。

最近は、北海道の国道や道道でも、幅広で直線的で走りやすい道が増えました。
その中でも、この道は峠から下る途中のカーブが非常に多く、雪道は要注意ね。

夏休みの観光旅行でも通行していますが、大型観光バスもよく通る国道なんだ。
標高差もあるし、カーブに沿って降りていくので、スリップが怖いということ。

というわけで、降りしきる雪の中の滑走より、車の運転の方が記憶に残ります。
こういったカーブの多い道路は、安房峠をトンネル越えする国道158号線など、長野県の国道・県道にも多くて、事故ると警察や保険屋を呼んで処理するのも面倒くさいので、ここは慎重に慎重を重ねて運転しようとするする気構えの自分なのでした。

PDF閲覧はここをクリック



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



2023年3月4日土曜日

地味な自治体ですが、在日朝鮮人と日本人との抗争で起きた津別事件は、黒歴史らしいよ ー 津別スキー場(北海道・道東)

平成16年12月31日(金)滑走
   
レジャーブームでスキーが脚光を浴びていた頃、コクドの快進撃が続きました。
まるで、飛ぶ鳥を落とす勢いで投資をして、矢継ぎ早にスキー場を開いていく。

疑問視する立地も多かったのは事実で、スキーブームの終焉がそれを裏付けた。
思い返すと、今では”こんなゲレンデがあったなあ”と昔語りになってしまった。

そんな北海道・東北地区のコクドが開発したゲレンデをピックアップしました。
廃止されたスキー場が六か所もあって、経営者交代のゲレンデも六か所あるな。

 <北海道エリア>
  富良野スキー場 ⇒ 営業中
  津別スキー場 ⇒ 廃止
  糠平温泉スキー場 ⇒ 経営者交代後、営業中
  深川スキー場 ⇒ 廃止
  真駒内スキー場 ⇒ 廃止
  札幌北広島プリンスホテルファミリースキー場 ⇒ 経営者交代後、休業中
  ニセコ東山スキー場 ⇒ 経営者交代後、営業中
  函館七飯スキー場 ⇒ 経営者交代後、営業中

 <東北エリア>
  鯵ヶ沢スキー場 ⇒ 経営者交代後、営業中
  雫石スキー場 ⇒ 営業中
  千畑スキー場 ⇒ 廃止
  阿仁スキー場 ⇒ 経営者交代後、営業中
  森吉スキー場 ⇒ 廃止

この中、観光地などにプリンスホテルが存在すれば、好条件なのでサバイバル。
経営者が後退したとしても、宿泊施設が隣接しているのが幸いして残りました。

それを考えると、観光地でもないのにゲレンデだけ、単独にオープンは暴挙か。
勝算があったのだろうかと思うほどで、この北海道道東にあった津別もそうだ。

このゲレンデは、近くに屈斜路プリンスホテルもありますが、道道は冬季閉鎖。
雪の無いシーズンにしか開通しない峠道で、頂上には屈斜路湖の展望台もある。

クリックして閲覧

    
なので、コクドは通年通行に期待したのだろうかと訝るほど、孤立した立地だ。
所在する自治体は津別町なのですが、当時の人口が一万人もいない過疎地です。

近隣には、十万人都市の北見市があるとはいえ、森林ばかりで観光地も少ない。
かろうじて、秘境のチミケップ湖もありますが、ワカサギ釣りくらいだろうか。

こんな場所では、滑りに来る人など当てにならないと思うはずなんですけどね。
でも、コクドは、見境なく行け行けドンドンで開発してしまったのが、ここだ。

しかも、オープンから二十年も経たずに閉鎖してしまった、はかないスキー場。
というわけで、この街にはロープトゥのファミリーゲレンデだけが生き残った。

夏場はグラススキーもできるゲレンデなので、町民のレジャー施設としては適当なのでしょうが、他方、津別スキー場では、インバウンドで海外から観光客が増えてきた昨今まで経営が持ちこたえたとしても、果たして採算が見合っていたのだろうかとも思うのでした。




いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



2023年3月2日木曜日

このスキー場は、”きたみファミリーランド”という総合レジャー・研修施設の中にあったんだっていうのが分かった ー 若松市民スキー場・リリー山スキー場(北海道・道東)

平成16年12月31日(金)滑走
      
五才の頃、初めてスキーを履いてゲレンデを歩いたのが、このゲレンデでした。
ゴム長靴に、革バンドで固定するオモチャ程度のスキーだったと覚えています。

その時、写真を撮ってもらい、実家にその写真が残されていたとは思うのです。
ピーカン照りの快晴の中で、幼い自分が笑う写真でしたが、見つからなかった。

そんな記憶があってか、どうしても訪ねたくて四十年ぶりに訪問ができました。
スキー場は、七百メーターのリフト一本に、短いロープトゥのある設備なんだ。

リフト頂上からだと、斜度23度のスキー連盟公認コースがメインの上級コース。
それ以外は、20度以下と初中級者向けで、上級コースを繰り返すのが楽しいな。

滑ったのは大みそかの当日で、野宿も限界で疲れて、研修施設に泊まりました。
誰も宿泊していなくて、年末は無理かと思いましたが、快く受け入れてくれた。

そんな管理人の方に感謝して、夕食まで時間があるからと津別スキー場へ直行。
その後、帰り道でナイタースキーらしい照明を見つけて目指そうとしたのです。

ところがどっこい、道標も何も無くて細い農道を見つけて走ると何とか到着だ。
このゲレンデこそ、リフト券を買って、リリースキー場と初めて分かった次第。

平成16年12月31日(金)滑走
     
近所の小学生たちも滑りに来ていて、大みそかなのですが、ちょっと驚いたな。
こうして、子供らに混じって滑りを楽しんで、この年の滑走納めになりました。

まあ、津別スキー場は、国土計画がイケイケドンドンで建設した僻地ゲレンデ。
印象もあるから、別の投稿に書こうかと思いますが、この日の滑走は終了です。

後は、風呂に入って夕食を食べたら、テレビの無い部屋に宿泊して寝るだけだ。
というわけで、疲れのあまり、明かりを点けっ放しにして寝入ってしまったの。

加えて、北海道の住まいにありがちな、部屋暖房も効かせ過ぎで室温が25度にもなっていて、自分としては、冬は部屋が寒いのは当たり前と言う内地暮らしに慣れてしまったせいか、時折、目が覚めてしまってトイレに行ってしまうのでした。

若松市民スキー場



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村