塘路湖を望むサルボ展望台と、釧路湿原を望むサルルン展望台を歩く。フランス人がいて、塘路駅から歩いてきたのだという。泊りは、川湯だと言っていた。駐車場は国道391号線沿いにあるのだが、エコミュージアムセンター「あるこっと」は湖畔沿いに位置していてかなり離れていた。この二つの展望台は、サルボからサルルンへ縦走するのがいいと思う。
岩保木水門は、旧釧路川の氾濫によって、洪水対策として直行する新釧路川が切り開かれた際、築かれた。これにより、釧路湿原は乾燥化して縮小してしまったのは、皮肉なことだ。水門は、木材運搬などの用途で釧路川へ通行する際に開けられて、水利や水運の向上を図るのが目的だった。
新しい釧路川を見ていると、石狩川の河川改修工事を思い出してしまう。これにより、石狩平野は穀倉地帯となったのだが、釧路湿原は、ただの荒れ果てた平原のままだ。実は釧路市の住宅地域も、北方面には伸びずに東西に広がっている。環境破壊が叫ばれて国立公園が誕生した以上、これ以上の開発はないだろう。しかし、何と広大な原野なのだろうか。
おまけがてらに、サルボ展望台には、こちらでクマよけ鈴を購入して装着してみた。百均のお店では、セリアだけアウトドアの鈴を置いてあるのだ。横浜の自宅近くの店でも見かけていたので、ここ釧路で買ってみることにした。



