平成27年12月28日滑走 |
リフト券の裏面を見ていて、ちょっと驚かされたことがあります。
それは、岩原、上越国際と、二つのスキー場が印刷されています。
どちらも規模やら歴史のあるスキー場ですが、 コラボしたのでしょうか。
俄然、興味が湧いてきまして、 グーグルでググりながら調べてみました。
そこで、たどり着いた”新潟スノーファンクラブ” のサイトの説明が面白い。
なんと、岩原&上国共和国をテーマに、 二つの完全コラボは六年目。
かなり以前から、コラボの関係は出来上がっていたようで、 露知らず。
その頃は、既にブログに投稿済みですが、 面白い体験がベースです。
特に岩原スキー場は、 人気の投稿にランクインされるほどになりました。
まあ、 東京都湯沢町と揶揄されたリゾートマンションを揶揄しました。
どちらかと言えば、 当時のバブル景気の世相を反映したネタですね。
一方、上越国際ですが、スキー以外にご当地の話題も拾いました。
国宝の縄文土器、インドの民族芸術、果ては日本刀までと幅広い。
国宝と芸術の街、十日町市にまで広がるゲレンデ - 上越国際当間スキー場(新潟県)
大規模なゲレンデは分かるけど、ゴンドラがない理由はなんなの? - 上越国際スキー場(新潟県)
冬が来れば、雪国は身動きがままならないので、 来年のお楽しみを紹介するね - 十日町市(新潟県)
元々、当間スキー場のある十日町は、 かすり織物の名産地なのです。
江戸時代には、越後縮(えちごちじみ) の機織技術が定着しました。
つまり、伝統産業の拠点だったわけで、 歴史的文化的にも造詣が深い。
そんな妻有地方では、現代芸術の祭典、 大地の芸術祭も開かれています。
結構、訪ねると興味の湧くエリアなんですが、 そこにあるのがこのゲレンデ。
十日町から西側へは、 比較的なだらかに魚沼丘陵が広がるスロープです。
最高峰が当間山で千メーターちょっとなので、 山地といわず丘陵なのでしょう。
このため、当間ゲレンデは、 滑走距離の長いリフトが構成できるのでした。
グーグルドライブはこちらから ゲレンデマップが参考になります |
第一第二ロマンスリフトのどちらも、一キロ弱の距離があり、 中級コースです。
ただ、第一から第二への連絡が、 単なる平地でつらい歩行を強いられます。
多少、上り下りがあったりしまして、少しヘトヘトになるのが、 玉に瑕でしょうか。
パンフレットは、第二ゲレンデへと簡単な矢印ですが、 これが落とし穴でした。
それに、第二から第一ゲレンデへ直接滑り降りる地図の流れも、 間違いです。
結局、連絡コースは必ず通りますので、 同じコースのリピートが適当でしょう。
或いは、 連絡リフトで最上部の第四ゲレンデまで上がった方がいいのかも。
実は、当間のコースは、 ここでスロープの連絡が途切れてしまっています。
雪上車で連絡できる道路は見下ろせますが、 途中から逸れてしまいました。
しかも、第四ゲレンデへ合流するには、 迂回路のコースを降りねばなりません。
こうして、初めて第四ゲレンデで滑られますが、 滑走距離が2キロ以上です。
クワッドの索道距離も1.5キロ以上あり、標高も高く、 雪質に期待できます。
以前の投稿では、ゴンドラが無い理由を書いてみましたが、 これが代わりかも。
ただ、メインの魚沼側から、 当間まで6本のリフトを乗りつなぐ必要があります。
どれだけ規模の大きなスキー場かって思いますが、 一気に降りてこられない。
途中でアップダウンがあったりして、 基本はリフトを乗り継ぎながらのスキー場。
というわけで、上越国際スキー場は、長峰、美奈、パノラマ、 大別当、大沢、当間の6エリアで構成されていて、 大まかに言えば三つのゲレンデに分けられるものの、 当間のゲレンデから魚沼側まであえて降りてみるには、 時間も掛かり過ぎてしまって、 よほどの物好きでなければ挑戦しないでしょうから、 パンフレット自体も当間ゲレンデだけでPRするのは、 当然かもしれないと思ってしまったのでした。
おまけ:
雪国うおぬまMAP |
リフト券(裏面) |
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