2016年5月8日日曜日

箱庭的な広島県の温暖さ・豊かさに、騙されそうな所だったわい - 広島県のスキー場(その他)

初めて広島県を訪ねたのですが、海・山の豊富な自然に感激いたしました。
瀬戸内海の島々は美しいし、方や冬になれば北部ではスキーが楽しめるのです。

一方、県庁の広島市は、中国地方で人口百万を越す、政令指定都市です。
大都会もあるし、広島カープもサンフレッチェなど、プロスポーツも盛んなわけです。

冬季オリンピックの開かれた札幌なんて、日本ハムが移ったのは最近のことです。
その代わり、アイスホッケーのチームはありましたが、行政の中心地だけでした。

一方、広島は自動車メーカー・マツダをはじめに、知る人ぞ知る工業地帯です。
この他、化粧用ブラシ広島針は、その品質で世界に向けて輸出されております。

こうなると、自然は豊かで食い物はうまいし、産業基盤も十分に整っています。
これは、豊かな県だって思うと、ここでは冬場の出稼ぎなんてありえないはずです。

でも、調べると、県北には豪雪地帯が存在しているのが、分かって驚きました。
年平均降雪量が六メーター近いのは、スキー場があって当たり前のことでしょう。

  地点 :八幡(北広島町)
  年平均降雪量:592(cm)
  最深積雪記録:207(cm)
  起日:2011年2月13日

  地点 :高野(庄原市)
  年平均降雪量:582(cm)
  最深積雪記録:166(cm)
  起日:2005年12月24日

<広島県の豪雪地帯>
  ① 三次市(旧君田村域・旧布野村域・旧作木村域に限る)
  ② 庄原市(旧庄原市域・旧総領町域を除く)
  ③ 廿日市市(旧吉和村域に限る)
  ④ 安芸高田市(旧美土里町域・旧高宮町域に限る)
  ⑤ 安芸太田町(旧戸河内町域に限る)
  ⑥ 北広島町

それにしても、広島県は一口に言って、日本国の縮図とも呼ばれるのだそうです。
なるほど、温暖な瀬戸内海の地域だけなら大間違いで、豪雪地帯をつい見逃します。

だから、縮図といわれて当たり前になっちゃうほどの県なのかもしれませんなあ。
今回の旅行では、宮島で焼きカキも食べましたし、夏みかんもうまかったなー。

一方、地元スーパーの藤三では、地元のチチヤス牛乳を見つけてうれしかった。
関東ではヨーグルトでおなじみですが、この他、納豆も売っていたので驚きました。

だって、東日本より西日本の人は、あまり食べないって言うじゃないですか。
大体、スキー場のある雪国では、納豆を食べて当たり前なのが、常識でしょう。

だから、広島はどうかと思って調べたんですが、一応売られていて安心しました。
ただ、納豆消費量の都道府県ランキングでは36位と下位で振るいません。

まあ、それでも良いかと思いましたが、それよりもスキー場が近いのなんのって。
ルート検索をしたら、広島市内からスキー場までは二時間以内が当たり前でした。

  ① 芸北国際(県内) 1時間31分(72.5キロ)
  ② 大佐(県内) 1時間42分(78.1キロ)
  ③ 恐羅漢(県内) 1時間16分(65.2キロ)
  ④ スノーリゾート猫山(県内) 2時間26分(130.2キロ)
  ⑤ 琴引フォレストパーク(島根県) 2時間30分(121.8キロ)
  ⑥ アサヒテングストン(島根県) 1時間12分(75.0キロ)
    ※出発地点は、広島平和記念公園にしました。

というわけで、こんなにスキーに出かけやすい政令都市はうらやましい限りです。
多少、スキー場の営業期間は短いようでも、その分、ほかのスポーツなども楽しめそうですが、北アルプスみたいな標高の高い山岳地帯が周りに無いので、登山が趣味の自分としては、住むわけにはいかないなーと思ったのでした。


おまけ:
広島を旅行した写真は、一つ前の投稿を参考してください。

納豆消費量は、ちゃんと統計が出されておりました!!
クリックで拡大してご覧ください

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