2022年9月23日金曜日

脱皮中の写真が撮影できるなんて、四六時中、観察していたからこそ、できたんだな ー アゲハ蝶幼虫(昆虫観察)

脱皮中のアゲハ幼虫
   
ヘンルーダの低木は、アゲハ蝶が好むようで、卵を産み付けによく飛来します。
現在、ニ齢目幼虫が確認できただけで六匹もいて、三回目の産卵になりました。

八月に入った頃は食べ尽くされて丸坊主になりました、成長がすこぶる早いの。
一か月で、新しい株が生えだしてきて、これなら六匹分の餌は間に合いそうだ。

見守っている最中ですが、おそらく八月末には産卵に飛来していたと思います。
この時期の産卵だと、最終齢霊から蛹になるまでに九月一杯はかかるでしょう。

なので、羽化すると十月になってしまい、アゲハの生活環境としては厳しいな。
つまり、ヘンルーダから脱走して、どこかで蛹になって越冬するのではないか。

去年も最後の幼虫は、一つの蛹が年を越して四月になって孵化し旅立ちました。
その後は、五月、六月末と続けて連続しながら、現在が三回目だと思われます。

これを考えると、住んでいる界隈は、アゲハ蝶の発生回数が少なくとも三回だ。
そう思いましたが、今回の六匹が成長して蛹になる直前の脱走が気になります。

いつも、どこかに行ってしまい、ベランダのどこに蛹を作ったのがか探し回る。
結局、見つからない方が多いのですが、今回は探し当られるか頑張ってみよう。

ところで、今日、ベランダでガーデニング中、焦げ茶色の蝶が飛んで来ました。
ベランダを、まるで産卵目当てのようにふわふわと飛んで、恐れを見せません。

    
翅の表面に白い横線が走って、これが特徴的だったので後でググってみました。
すぐに、”ミスジチョウ”という蝶が見つかり、他に近縁種のある説明がオマケ。

”コミスジ”、”オオミスジ”というそうで、姿かたちがそっくりで判別しづらい。
どれかは特定的できませんでしたが、どれでも、近辺に居そうな気がしますな。

先ず、ミスジチョウは、クズの葉が食草で近所の里山にたくさん生えています。
次に、コミスジの食べるカエデの葉ですが、これも近所の市民の森で見かける。

最後のオオミスジはウメの樹の葉を食べますが、市民の森に小さな梅園もある。
なので、どれなのかわかりづらいのですが、本命はミスジチョウではないのか。

ベランダには宇宙イモを植えてあり、その葉っぱの大きさがクズに似ています。
なので誘われたのかもしれず、アゲハ蝶以外にも飛来してくれてうれしかった。

というわけで、アゲハ蝶の幼虫は順調に育っており、毎日の観察が楽しみです。
気になるのは、ヤドリバエが来て卵を産み付けて寄生してアゲハの幼虫を食い殺してしまわないか心配なところで、一匹でも多くが蛹になって越冬してくれよと、祈るばかりなのでした。



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